F1 マクラーレン リバティメディア
マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、F1とリバティメディアとのハネムーン期間は終わったという見方には同意し、2018年はF1チームとリバティメディアとの間で“激しい火花”を目にすることになると考えている。

2017年1月にF1を買収して以降、リバティメディアはF1のマーケティングや演出、予算やコスト削減など様々な変革を乗り出している。

昨年10月には2021年のF1エンジンレギュレーション案を発表。現行のV6ターボエンジンを維持しつつも、MGU-Hの廃止やコンポーネントの標準化を持ち込んだこの案にはエンジンメーカーが猛反発。特にフェラーリはリバティメディアの案に反対姿勢を強めており、最終的なルールが自分たちの考え方に見合ったものでなければ、F1を撤退すると強硬な姿勢をみせている。

ザク・ブラウンは、これらの議論のなかでマクラーレンとして建設的な役割を果たしたいとしつつも、単純なプロセスにはならないだろうと認める。

「ハネムーン期間は終わった」とザク・ブラウンはコメント。

「上級チームの経営幹部のなかにはリバティメディアを公然と批判している者もいる。私は建設的な方を好む。彼らはかつての非常に独特な運営をされてきたスポーツを継承し、この6ヵ月から12ヶ月は自分の意見をしっかり持ってきた」

「彼らはインフラを整備し、環境を学び、投資先の優先順位を決める必要があった。全てを同時にね。マクラーレンでの自分の経験から、今は全て把握しているが、それでは最低でも1年はかかる。それは彼らにとっても同じだ」

「F1の動きは速く、せっかちで容赦のないスポーツだ。だが、チームは全ての問題を解決するためにリバティメディアやF1だけに頼ることはできない。そうだね。いくつか課題はあるが、鍵はそれをチャンスに変えることだ」

「2018年にはリバティメディアとF1チームとの間で契約更新に関する大きな交渉が行われる。公に火花を散らすことになるだろう。我々はすでにそれを見始めている。平穏に事が運ぶとは思っていない」

「新ルールになったら、フェラーリは本当に出ていくのか? 私には私の意見があるが、どのような展開になるか見てみることにしよう」

フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は昨年12月のアルファロメオ・ザウバーの発表の場で、フェラーリのF1撤退は決して脅しではないと繰り返している。

「対話は始まっており、進化を続けていくことになるだろう」とセルジオ・マルキオンネはコメント。

「フェラーリにとって有益な解決策を見い出すための時間は2020年まである。フェラーリがF1を離れるという脅威は決して脅しではない」

「ザウバーとの契約が終了する2020-2021年にフェラーリが撤退する可能性はある」

「我々はスポーツにとって良い解決策を見つけなければならない。だが、我々は決意を翻すことはできいないということを明確にしておかなければならない」

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カテゴリー: マクラーレン