マクラーレン ホンダF1
マクラーレンとホンダにとっては騒々しいシーズンとなったが、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2017年の欧州ラウンド終盤からマクラーレン・ホンダは力強さを増していると考えている。

F1シンガポールGPの直前、マクラーレンとホンダは今シーズン限りでパートナーシップを終了することを発表。その週末にストフェル・バンドーンは7位入賞を果たし、次ぐマレーシアGPも7位でフィニッシュしている。

ホンダのホームレースとなった鈴鹿では、残念ながら、ストフェル・バンドーンもフェルナンド・アロンソもトップ10入りを果たすことができなかったが、エリック・ブーリエはその結果に落胆してはないと語る。

「今回のアジアのトリプルヘッダーは、チーム全体にとってポジティブなものだった」とエリック・ブーリエはコメント。

「このアジアでの3戦は、全体的にはチームにとってポジティブな結果となった」とエリック・ブーリエはコメント。

「ポイントをいくつか獲得することができたし、この3戦を迎える前よりも今の方が、チームの力強さが確実に増したと思っている」

「今季残り4戦では、新たな勢いと自信を持って懸命にプッシュしていく」

F1日本グランプリでは、フェルナンド・アロンソがQ3進出を果たして、マクラーレン・ホンダが好調であることを証明したが、決勝では35グリッド降格ペナルティによって最後尾からのスタートを余儀なくされた。

このペナルティによってストフェル・バンドーンは9番手から新品タイヤでスタートを切ったが、オープニングラップでのキミ・ライコネンとの接触によって、ポイント獲得の希望は断たれた。

「フェルナンドとストフェルが力強い走りを最後までみせてくれたものの、我々が思うような展開にはならなかった」とエリック・ブーリエは認め、アロンソは“決意に満ちた走り”を示したと付け加えた。

カレンダーで最も厳しいコンディションでの4週間を終え、エリック・ブーエリは最近のチームの努力に敬意を表した。

「ここ5週間にわたる海外遠征で根気強いスピリットをもって、懸命に仕事をしてくれたチームのメンバーに敬意を表したい」とエリック・ブーリエはコメント。

「次に、例年のことながら、すばらしい鈴鹿のファンの方々にも、敬意を表したい。皆さんのスピリットと熱意には、本当に奮い立たせられる思いだ」

「マクラーレン・ホンダおよびF1全体に対する情熱に感謝している」

「今季残り4戦では、新たな勢いと自信を持って懸命にプッシュしていく」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1