マクラーレン・ホンダ F1 中国GP
マクラーレン・ホンダは、F1中国GP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが5周を走行して7番手タイム、ストフェル・バンドーンが4周の走行で12番手タイムを記録した。

フェルナンド・アロンソ (7番手)
「グランドスタンドにファンが観戦に訪れ、F1を楽しむ姿を見るのはうれしいことだが、そんな皆さんを前にしてFP2では全く走れず、またFP1でもほとんど走行できなかったことは残念だ。観客の皆さんのためにも、土日はいいショーを披露できればと思う」

「僕はこのコースをよく分かっているし、タイヤとマシンについても理解しているので、このまま予選に突入しても問題ないと思っている。明日に必要となるタイヤがウェットであろうとドライであろうと、データはすべて自分のハードディスクの中に入っているよ!」

ストフェル・バンドーン (12番手)
「今日は、誰にとっても、あまりエキサイティングな一日ではなかった。マシンに乗ったまま待機したり、ガレージでぶらぶらしたりを好む人はいない。FP1でウェットコンディションの中、1回のみの走行になってしまったことは残念だ。僕にとっては、明日、ばん回しなければならないことがたくさんある。天気が回復し、ちゃんと走行できることを願っている。今回はマシンに新しいパーツを一部搭載しているので、それらを評価するためにも、コース上でもっと走行できればよかったとは思うが、それはほかのチームも同じだ。僕は今日ここで初めて走行したので、明日どれだけキャッチアップできるかが一つの重要なポイントにる。明日は時間を最大限に活用するようにしたい」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「今日はなんとも言い難い一日だった。FP1では、フェルナンドが5周、ストフェルは4周走行した。一方、FP2では誰も走行できないまま、予定していた終了時間よりも前にセッション中止となった。今日、雨や霧にもめげず、サーキットまで足を運んでくれた観客の皆さんにとっては、残念だったに違いない。ただ、ヘリコプターが安全に飛べないほど視界が悪ければ、レースをすることはできないので、セッション中止は正しい判断だった。ドライバーの安全はなにをおいても最優先だ。とはいえ、我々がエンターテインメントビジネスの世界にいることも理解している。明日は天候の回復が予想されているので、コース上でたくさんのアクションを繰り広げながら、みんなでいいショーを披露できることを願っている」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1中国GP