マクラーレン・ホンダ:バンドーンが13位完走 / F1オーストラリアGP
マクラーレン・ホンダは、F1オーストラリアGPの決勝レースで、ストフェル・バンドーンが13位、フェルナンド・アロンソはリタイアでレースを終えた。
ストフェル・バンドーン (13位)
「今日はとても難しいレースだった。ピットストップの際、マシンをリセットする対応のために時間をロスし、ポジションも落とした。また、ダッシュボードの液晶画面がしばらく機能しないという問題もあった」
「レース全体を通して、ステアリングのさまざまな操作に追われたため、完走を目指してドライブしながら、マシンの設定を何度も変更する必要があった。それでも、バルセロナでのテストの結果から、今日はレースを完走できないかもしれないと思っていたので、今日のレースは一つの重要な節目になった。今のマシンに上位陣と競い合うだけの速さがないことは明らかだ。だから、2週間後に控えた中国戦に向けて、さらに大きなプッシュが必要となる。この週末はかなりの距離を走行することができた。フェルナンドは昨日の予選でいい走りをみせてくれし、僕は今日のレースを完走することができた。そういう意味では、シーズン開幕戦となった今週末にはポジティブな点がいくつかあった。今夜、自分のバースデーケーキを食べるに値する仕事ができたと思うよ!」
フェルナンド・アロンソ (リタイア)
「ドライビングに関しては、今日は僕にとって今までで最高のレースの一つだった。マシンを全力でドライブすることができた。ドライビングに対する自信があったし、レース全体を通してドライブを楽しむことができた。果敢にプッシュすることができた。今年のタイヤはほとんど摩耗しないので、以前のようにマシンを操る楽しさを感じている。ただ、上位で戦えればその喜びはもっと大きなものになったと思う。今のマシンに競争力があまりないことは明らかなので、ポイント圏内を走行し続けられたことに少し驚いた。最終的には、レース終盤にトラブルが発生し、レースを完走することができなかった。上位で戦えるだけの準備が整っていないことは残念だし、今の僕たちには速いスピードでの進歩が必要だと思う」
エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「2017年オーストラリアGPをマクラーレン・ホンダの輝かしい歴史のひと時として記憶されることはないし、実際、今日メルボルンで楽しい夜を送ることもないと思う。それでも、両ドライバーに対して敬意を表したいと思う。2人とも全く違う意味で、すばらしい働きをしてくれた。フェルナンドのマシンは、序盤で発生した左側フロントのブレーキダクトの損傷によって厳しい状態だったにもかかわらず、彼は見事な走りを見せてくれた。損傷を負ったマシンから毎周0.1秒単位のほんのわずかな時間を削り出す勢いで走り続け、一時はポイント獲得の可能性があるように見えた。しかし、レース終了間際になって、その損傷がリタイアにつながる問題に発展しました。フロアが修理できないほど壊れてしまったため、マシンをガレージに戻し、リタイアせざるを得なくなった。フェルナンドが果敢で、すばらしい走りをみせてくれていただけに、とても残念な結末だったが、これもレースということだろう。ストフェルにとっては、非常にフラストレーションのたまるレースとなった。序盤でダッシュボードの機能を失い、ステアリングの液晶画面が使えなくなったため、ギアチェンジのたびにシフトアップとダウンの回数を数えながら、今何速目に入っているのかを自分で覚えておかなくてはならない状況だった。この問題は、ピットストップの際にシステムの再起動を行うことで解決できた。結果的に、ストフェルは完走という立派な結果を残してくれた。彼のレースは難しく、満足できるものでもなかったと思うが、レースを走り切ったという意味では小さな光明が見えたと思っている。実際、ストフェルがこれまでに出場したF1のグランプリがたった2回しかないことを考えると、彼のパフォーマンスは絶え間ない努力のたまものだったと言えるだろう。非常に難しい状況の中で、よくやってくれたと思う。我々はここからウォーキングとさくらに戻る。両拠点では、2週間後に控えた上海とバーレーンでの連戦に向けてMCL32を改善すべく、マシン本体とパワーユニットの徹底的な開発が絶え間なく続けられる」
ストフェル・バンドーンは3月26日が25歳の誕生日。おめでとう!
F1オーストラリアGP 結果:セバスチャン・ベッテルが優勝!
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1
ストフェル・バンドーン (13位)
「今日はとても難しいレースだった。ピットストップの際、マシンをリセットする対応のために時間をロスし、ポジションも落とした。また、ダッシュボードの液晶画面がしばらく機能しないという問題もあった」
「レース全体を通して、ステアリングのさまざまな操作に追われたため、完走を目指してドライブしながら、マシンの設定を何度も変更する必要があった。それでも、バルセロナでのテストの結果から、今日はレースを完走できないかもしれないと思っていたので、今日のレースは一つの重要な節目になった。今のマシンに上位陣と競い合うだけの速さがないことは明らかだ。だから、2週間後に控えた中国戦に向けて、さらに大きなプッシュが必要となる。この週末はかなりの距離を走行することができた。フェルナンドは昨日の予選でいい走りをみせてくれし、僕は今日のレースを完走することができた。そういう意味では、シーズン開幕戦となった今週末にはポジティブな点がいくつかあった。今夜、自分のバースデーケーキを食べるに値する仕事ができたと思うよ!」
フェルナンド・アロンソ (リタイア)
「ドライビングに関しては、今日は僕にとって今までで最高のレースの一つだった。マシンを全力でドライブすることができた。ドライビングに対する自信があったし、レース全体を通してドライブを楽しむことができた。果敢にプッシュすることができた。今年のタイヤはほとんど摩耗しないので、以前のようにマシンを操る楽しさを感じている。ただ、上位で戦えればその喜びはもっと大きなものになったと思う。今のマシンに競争力があまりないことは明らかなので、ポイント圏内を走行し続けられたことに少し驚いた。最終的には、レース終盤にトラブルが発生し、レースを完走することができなかった。上位で戦えるだけの準備が整っていないことは残念だし、今の僕たちには速いスピードでの進歩が必要だと思う」
エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「2017年オーストラリアGPをマクラーレン・ホンダの輝かしい歴史のひと時として記憶されることはないし、実際、今日メルボルンで楽しい夜を送ることもないと思う。それでも、両ドライバーに対して敬意を表したいと思う。2人とも全く違う意味で、すばらしい働きをしてくれた。フェルナンドのマシンは、序盤で発生した左側フロントのブレーキダクトの損傷によって厳しい状態だったにもかかわらず、彼は見事な走りを見せてくれた。損傷を負ったマシンから毎周0.1秒単位のほんのわずかな時間を削り出す勢いで走り続け、一時はポイント獲得の可能性があるように見えた。しかし、レース終了間際になって、その損傷がリタイアにつながる問題に発展しました。フロアが修理できないほど壊れてしまったため、マシンをガレージに戻し、リタイアせざるを得なくなった。フェルナンドが果敢で、すばらしい走りをみせてくれていただけに、とても残念な結末だったが、これもレースということだろう。ストフェルにとっては、非常にフラストレーションのたまるレースとなった。序盤でダッシュボードの機能を失い、ステアリングの液晶画面が使えなくなったため、ギアチェンジのたびにシフトアップとダウンの回数を数えながら、今何速目に入っているのかを自分で覚えておかなくてはならない状況だった。この問題は、ピットストップの際にシステムの再起動を行うことで解決できた。結果的に、ストフェルは完走という立派な結果を残してくれた。彼のレースは難しく、満足できるものでもなかったと思うが、レースを走り切ったという意味では小さな光明が見えたと思っている。実際、ストフェルがこれまでに出場したF1のグランプリがたった2回しかないことを考えると、彼のパフォーマンスは絶え間ない努力のたまものだったと言えるだろう。非常に難しい状況の中で、よくやってくれたと思う。我々はここからウォーキングとさくらに戻る。両拠点では、2週間後に控えた上海とバーレーンでの連戦に向けてMCL32を改善すべく、マシン本体とパワーユニットの徹底的な開発が絶え間なく続けられる」
ストフェル・バンドーンは3月26日が25歳の誕生日。おめでとう!
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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1