マクラーレン・ホンダ 2016 F1ブラジルGP
マクラーレン・ホンダは、F1ブラジルGP初日のフリー走行でフェルナンド・アロンソが10番手、ジェンソン・バトンが11番手だった。

フェルナンド・アロンソ (10番手)
「今日の結果を見る限り、これまでのいくつかのレースに比べて、ここでの僕たちはもう少し競争力があるようだ。また、明日の予選ではQ3に進出できるチャンスがあると思っている」

「2回目のセッションでは、ERSの水圧データに異常が見られたため、マシンを停止しなければならなかった。ただ、そのエンジンはもともと明日に向けて交換する予定だったため、土日にその影響が出るわけではない。今日は気温の影響で、みんなグリップ不足やタイヤの摩耗に悩まされていたと思う。ただ、土日は天気が変わり、低温で曇りや雨となる予報だ。そうなれば、順位が少し入れ替わるだろうし、僕たちにとっては追い風となるだろう。明日はいい予選セッションを行う必要がある。ここでオーバーテイクをするのはかなり難しいので、それが非常に重要だ」

ジェンソン・バトン (11番手)
「燃焼が少ないときには、マシンの感触はそれほど悪くなかった。比較的楽しみながら、マシンをドライブすることができた。一方、燃料が多い状態でのマシンのバランスは、まだ少し改善が必要だ。ただ、午後は排気温度に問題があり、マシンを停止しなければならなかったので、あまり走行することができなかった。今日はフェルナンドも僕もロングランをほとんど行うことができず、残念だった。特にオプションタイヤのパフォーマンスを理解するには、ロングランの情報が必要だ。幸い、僕のマシンの問題は非常に簡単に解決できるはずだけど、今日の走行には影響が出てしまった。明日は十分な走行ができることを願っている。僕たちにはそれが必要だ。明日は低温が予想されているので、おもしろい予選セッションになるはずだ。Q3に進出するのは難しいだろうけど、それが僕たちの目標だ。レースについては、日曜日の天気がはっきり分かり、雨になることを期待している!」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「両マシンが続けて止まるのを目にするのは、フラストレーションがたまりました。それによって、FP2の最後に予定していたロングランの計画を完了することができなかったので、なおさらのことです。ただ実際には、これらの問題が予選や決勝で起こるよりはフリー走行で発生する方がいいのです。明日のセッションまでに問題をすぐに解決できると確信しています。また、土日はドライとウエットが入り混じったコンディション、および雨が予想されています。従って、今日十分に走行できなかったとしても、結果的にはそれほど大きな問題ではなかったと、日曜日のレース終了時点で思うかもしれません。ただ、今日は前向きな点もありました。今朝はかなり包括的なテストプログラムを完了することができ、その中で多数の相関作業やテスト項目の評価を実施しました。これらすべての内容が我々の知識となり、来年のマシンを理解することに役立つはずです。明日のFP3でやるべきことが少し増えたものの、今日は土日に向けて前向きなスタートを切ることができました」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1ブラジルGP