マクラーレン
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1カナダGPの予選を振り返った。

「フェルナンドは、午後の予選で3戦連続のQ3進出を決めるという、非常にいい仕事をしてくれた。一方、ジェンソンはQ3進出をわずか0.177秒差で逃し、明日のレースを12番手からスタートする」とエリック・ブーリエはコメント。

「両ドライバーともマシンのバランスには満足しており、レースの合間に我々が実施している仕事が、少しずつではあるものの実を結んでいることは明らかだ」

「特に、ホンダが今回のレースに向けて投入した新しいターボチャージャーは、デプロイメントに関して設計通りの改善が見られている。また、新しいエッソの燃料はそれだけで1周あたり0.1秒ラップタイムが向上するとされている。なので、両パートナーに対して感謝するとともに、お祝いの言葉を述べたいと思う」

「明日は雨の予報だ。ドライコンディションのレースの方がいつも管理しやすいが、両ドライバーとも難しい天候をマスターした走りをこれまでに幾度となく見せてくれている。また、2人ともここでの優勝経験がある。フェルナンドは2006年にドライコンディションで、そしてジェンソンは2011年にウエットコンディションで勝利を収めた。5年前、ここカナダで豪雨の中、ジェンソンがすばらしい追い上げで勝利を勝ち取ったことは、それを観た人の記憶にいつまでも残っているだろう。

「当然のことながら、明日のレースでマクラーレン・ホンダが優勝することはないだろう。ただ、フェルナンドもジェンソンも、そしてもちろんチームも、いつも通り冷静かつ果敢にレースに臨む」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1カナダGP