マクラーレン・ホンダ F1 2016 ロシアGP 予選
マクラーレン・ホンダは、F1ロシアGPの予選で、ジェンソン・バトンが12番手、フェルナンド・アロンソが14番手だった。

ジェンソン・バトン (12番手)
「今日はQ3進出目前だった。それに向けて攻めの走りをしたけど、0.1秒差で逃してしまった。 実際、マシンのバランスは完ぺきではなかったものの、Q2では8番手のラップタイムからわずか0.2秒差という非常に接近した争いだった」

「予選では、フェルナンドも僕もマシンのハンドリングに悩まされていた。マシンがアンダーステアになっており、それを解消するのは困難だった。フロントウイングの角度を少し増しただけでマシンのバランスが崩れ、アンダーステアからオーバーステアに突然変わる。だから、予選ではその点に注意していた。 明日は僕たちにとって難しいレースになるでしょう。1周の内71%はアクセル全開で走り抜けるけど、ここではターン2がいつも難しい。そのため、明日はトラブルに巻き込まれないようにしながら、ポジションをいくつか上げ、その後どうなるのか見てみるつもりだ。 明日の決勝で1ストップ戦略を採用するのは、大半のドライバーにとって難しいだろう。それも、おもしろいレース展開になる要素の一つになるはずだ」

フェルナンド・アロンソ (14番手)
「Q2終盤のラップタイムはどれも非常に接近していました。14番手とQ3進出を決めたポジションとのタイム差は、わずか0.2秒だった。そして残念ながら、僕たちの順位は同グループの最後となった。けれども、それが現状だ。ただ、僕たちのラップタイムをさらに0.2秒縮めることは可能だと思っている。それができれば、ポジション争いが非常に激しい中位グループにおいて、他チームのマシンを数台オーバーテイクする、大きな手助けとなるだろう。 今日は幸運に恵まれなかったけど、今週末に僕たちのマシンの競争力が増したことは明らかなので、明日のレースではポジションを上げて、ポイント獲得に向けた戦いができればと思う」

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「明日のレースに向けて12番手および14番手という結果に終わったことには、フラストレーションを感じます。前回の中国戦以来、我々が有効な進化を遂げたことは間違いなく、それは今日の予選でジェンソンがQ3進出を0.095秒という僅差で逃したことからも証明されています。今シーズンで、我々が最もQ3に近づいたのです。 ただ、現時点での我々のポジションについては現実的な見方をしています。我々のマシンには常にトップ10入りするほどの速さはなく、ここのコースは自分たちの強みに適したレイアウトになっていないため、明日は厳しいレースになることも分かっています。 それでも、我々が主なライバルチームと比べても、着実な進化を遂げていることは、明日のレースに向けて励みになる要素です。ですから、明日はポイント圏内で完走できるよう懸命にプッシュします」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1ロシアGP