マクラーレン・ホンダ F1メキシコGP
マクラーレン・ホンダは、F1メキシコGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが8番手タイム、ジェンソン・バトンが9番手タイムだった。

フェルナンド・アロンソ (8番手)
「FP1では、コース上に残された破片によって、マシン左側のリアタイヤに亀裂が入ったため、インターミディエイトタイヤでの走行を余儀なくされた。それでも、新しい部品を搭載したことによって、マシンは引き続き改善している。進化していることは確かだけど、我々はペナルティーを受けるため、決勝は後方からのスタートとなる」

「明日はレースペースとタイヤマネージメントに重点を置く。ここでは、タイヤの磨耗が思ったよりも多く発生するようだ。新しいサーキットにいられるのは、素晴らしいことだ。サーキット内の雰囲気も良く、みんなとても熱狂的だ。コース自体はとても滑りやすく、期待していたほど楽しめない状態だけど、明日、路面にタイヤのゴムがさらにのって、コーナーをもう少し速く走れることを願っている」

ジェンソン・バトン (9番手)
「今朝は難しい状況だった。グリップがほとんどなく、水がアスファルトの中にとどまっているような変な感触だった。ただ、午後はグリップがずいぶん良くなった。路面にグリップがあるときはコースを走る楽しみが増す。マシンをコース上に置いて、コーナーでもそのままスピードを保つことができる。ブレーキの磨耗という点では、今回は全員にとって厳しい週末になるだろうし、複数のマシンが接近した状態で走る実際のレースでは、特に厳しさが増すと思う。ただ、僕は展開が予想できないとされている今回のレースを楽しみにしている。後方からのスタートになるけど、良いスタートを切って、いつも通りの懸命な走りを見せるつもりだ。我々はここでは少し楽しむことができる」

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「今日のフリー走行は難しいセッションでしたが、両マシンがトップ10内の結果で一日を終えられたことはとても励みになります。コースは両セッションとも非常に滑りやすく、今朝のセッションの最後に少し雨が降ったこともあり、その状態が改善することはありませんでした。それでも、フェルナンドもジェンソンもすぐにペースをつかんで、多少のトラブルはあったものの、本日の走行プログラムをすべて実施することができました。精力的な仕事をしてくれたメカニックのメンバーにも脱帽します。今日の2つのセッションの合間に、もともと予定していたジェンソンのマシンのICE交換作業を非常に効率的に実施してくれましたが、それを含めて今週末、既に3基の新しいICEを取り付けてくれています。これらの新しいコンポーネントを搭載したことで、グリッドポジションが下がってしまいますが、予想不可能でエキサイティングな日曜日のレースで、前進できるマシンを準備するために、我々は懸命な作業を続けます」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1メキシコGP