パディ・ロウ
マクラーレンのマネジングディレクターを務めるジョナサン・ニールは、メルセデスは高額なサラリーでテクニカルディレクターのパディ・ロウを引き抜いたと考えている。

マクラーレンは今週、パディ・ロウが契約が満了する今年末でチームを去り、ディレクターオブエンジニアリングを務めたティム・ゴスがただちにテクニカルディレクターのポジションに就くことを発表した。

メルセデスがパディ・ロウを引き抜こうとしているとの報道は何度も流れており、パディ・ロウは2014年にメルセデスに加入して上級職に就くと予想されている。

ジョナサン・ニールは、パディ・ロウがメルセデスに移籍するかもしれないと知ったのは8週間ほど前のことであり、メルセデスはパディ・ロウの引き抜きのために高額のサラリーをオファーをしたと考えている。

「現在の市場状況では、自分のチームのために早急にノウハウを買いたいのであれば、多額のサラリーを支払えばいい。それが、自分のビジネスモデルなのであればね」とジョナサン・ニールは Sky Sports に述べた。

「我々もそのようなことをしてきたこともある。どのチームにとっても珍しいことではない」

以前の報道では、パディ・ロウを引き抜くために年間100ユーロ(約1億2000万円)のオファーを提示したとされている。

「だが、パディがいなくなるのは寂しい。彼は昔からチームの一員だったからね。彼は19年間このチームにいた。私は12年間彼と一緒に仕事をしてきた」とジョナサン・ニールはコメント。

「彼は本当に素晴らしい人物だ。彼がここを去り、何か別なことを始めることになったのは残念だ」

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