フェリペ・マッサ (フェラーリ)
フェリペ・マッサは、F1バルセロナテスト最終日にフェラーリ F138で112周を走行し、8番手となる1分27秒541を記録した。

フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「午前中はいくつかロングランを実施し、クルマの最適なバランスを見つけるために異なるセットアップで両方の雨天用タイヤのテストした。午後はレースシミュレーションを完了させることができた」

「クルマは非常に異なる路面コンディションでもずっと順調に機能していた。タイヤデグラデーションは高かったけど、挙動を理解するのは興味深かったし、満足している。リアルな勢力図を把握するのは難しい。他チームがどの位置にいるとか、僕たちがどの位置にいるかを言うのはまだ早過ぎるけど、多くのチームがコンペティティブだということは簡単に言うことができるね。ラップタイムはいいと思うし、午後にはトラックにはまだダンプがあったけど、ドライタイヤを装着したときは最速のドライバーのひとりだった。そのあと、走行時間の最後の30分にトラックが乾き始めたときには予定していた走行を全て終えていたし、タイヤも使い古されていたので、タイムを改善することはできなかった。でも、これは重要なステップだ。僕たちはまったく問題や不具合もなくレース距離を走り切った。タイヤに関しては、性能低下が速いというのは事実だけど、それは普通のことでもある。去年からタイヤが変更になっているし、特にそうなるように設計されているのはわかっている。ピットストップの数を増やすために今年導入されたアイデアだけど、正直、コンパウンドが予想していたよりも軟らかいときを除けば、去年より1回ピットストップが増えるくらいだと思う。今日は先週と比較していくつか小さな改良を持ち込んだ。土曜日と日曜日にはオーストラリア仕様をテストする予定だ。クルマが改善しているのはわかっている。僕たちの狙いは、シーズンを築いていくための良いベースとともにメルボルンに到着することだ」

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カテゴリー: F1 / フェリペ・マッサ / スクーデリア・フェラーリ