ロータス E22
ロータスは、スペインのヘレスで開催される2014年最初のプレシーズンテストを欠席することを明らかにした。

初テストまで3週間となったが、ロータスは、1月28日にスタートするテストに2014年F1マシン“ロータス E22”とともに参加することはないことを明らかにした。

ロータスのテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは、2月19日にバルセロナでのテストでスタートする前にヘレスでE22を発表する予定だと述べた。

「我々は他チームよりもちょっと長くクルマを秘密にしておくことになる」とニック・チェスターは述べた。

「ヘレステストに参加することは、我々の組み立ておよび開発プログラムにとって理想的ではないと決断した」

「バーレーンテストに参加する前にクルマを公開することになりそうだ。バーレーンでは、代表的なコンディションのなかでクルマのペースを発揮することができるはずだ」

ニック・チェスターは、ロータスE22は、FIAのクラッシュテストのいくつかに合格しており、あとはノーズクラッシュテストをパスする必要があるだけだと付け加えた。

「ロマン(グロージャン)とパストール(マルドナド)に適したシャシーに取り組んできた。クルマを見た我々のパートナーは、レイアウトと新しい技術チャレンジに対する様々なソリューションに非常に感銘を受けたと言っている」

ヘレステストを欠席することで、ロータスはE22での貴重な走行距離を失うことになるが、それでもニック・チェスターはE22のポテンシャルに楽天的だと述べた。

「我々の展望では、数値は有望に見えるし、開発はポジティブだ」とニック・チェスターはコメント。

「そうは言っても、我々は他チームがやっていることについてほとんどわからずに働いている」

「劇的にレギュレーションが異なる初年度であり、全てのチームが潜在的にかなり異なるやり方でクルマを開発していくことになる」

「我々エンジニアにとってそれは魅力的なことであり、ファンにとっても魅力的であることを願っている。我々はそのチャレンジに対して非常に良いソリューションがあると考えているし、E22が唸り声をあげたときにそれが確認できることを期待している」

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カテゴリー: F1 / ロータス / F1マシン