ロータス F1 2013年
ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、例え2013年マシン“E21”が今季マシンと同じ速さでシーズンを始めたとしても、ロータスはずっと力強い結果を残せると確信している。

エリック・ブーリエは、キミ・ライコネンとロマン・グロージャンはエンジニアとの間でより技術的な理解を深めており、ロータスは技術的なゲインがなくても前進できると考えている。

「他チームと比較して我々が去年と同じマシンパフォーマンスでシーズンを開始できればかなり満足するだろう」とエリック・ブーリエはコメント。

「我々のドライバーが二人とも良いコンディションでレースに挑めることはわかっているし、12カ月前以上の結果を出せると言いたい」

「チーム面で、昨年我々は夏に少し遅れをとってしまった。だが、それがどこで起こったのか、なぜそうなったのかはわかっている。我々はミスから学んでいるし、来年のマシン開発で同じ戦略を採ることはないだろう」

「同時に、今シーズン終盤のパフォーマンスは良かったし、パフォーマンスを取り戻すことができ、最後まで良い戦いができた。エンストンにビッグチームと同じくらいの結果を出せる力があるのがわかったのは良いことだ」

「なので、ポジティブだ。だが、用心深くもある。他チームが何をやってくるかは統計でしかわからないからね」

「だが、規約はかなり安定しているので、2012年マシンの進化型にしかならないだろう。それは我々がポジションを維持するのに役に立つと思う」

エリック・ブーリエは、ロータスにとって鍵となる問題のひとつは、2013年マシンの開発と2013年マシンの設計をまとめることの間でリソースのバランスをとることだと考えている。

「もちろん、2014年のビッグプロジェクトに影響を与えるほどプッシュしすぎたくはない」

「だが、ここエンストンのスタッフは、すでに2014年の作業を管理しているし、2012年からセーブしてきたものが、2013年により柔軟性を与えられることを願っている」

ロータスが2013年のタイトル争いを繰り広げ、E21の開発をプッシュする必要が出た場合、どのように対処するかと質問されたエリック・ブーリエは「正直、そうなってくれれば、たとえ管理するのが難しくなるとしても、嬉しい問題だね」とコメント。

「だが、我々は現実的でなければならない。規約の最終章であり、2013年は新しい章が始まる。新しいレギュレーションで他チームから遅れをとってスタートする余裕はない」

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カテゴリー: F1 / ロータス