レーシングブルズF1代表 リアム・ローソンの復調に「自信の再建は不要」

しかし復帰後は厳しい展開が続き、新たなチームメイトであるアイザック・ハジャーに対して予選平均0.474秒遅れを取っており、スプリントを含む全セッションでの予選対戦成績も1勝7敗(唯一の勝利はサウジアラビア)と大きく差を付けられている。
それでもローソンは第8戦モナコGPで今季初ポイントとなる8位を獲得し、続くスペインGPでも11位と善戦。ペナルティを受けたマックス・フェルスタッペンに次ぐ順位でフィニッシュした。
レーシングブルズ代表ローラン・メキースは、こうしたローソンのパフォーマンス改善について「チームが再建したわけではない」とSky Sports F1に語った。
「ローソンがここに戻ってきたとき、シーズン中の途中参加だった。それは角田がレッドブルへ行くのが難しかったのと同じように、彼にとっても未知のマシンに飛び込む難しさがあった」
「だから必要だったのは“自信の再建”ではなく、我々のマシンに慣れることだった。ラップタイムはレースごとに引き出されている」
「ただし、それを“自信”と呼ぶのは適切ではないと思う。彼がマシンを理解し、快適に扱えるようになってきたことで、より攻めた走りができるようになっただけのことだ」

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