レーシングブルズF1代表 リアム・ローソンの復調に「自信の再建は不要」
2025年シーズン序盤、レッドブルF1で開幕2戦を戦ったリアム・ローソンは、オーストラリアと中国での結果を受けて降格となり、代わって角田裕毅が昇格。その後ローソンはレーシングブルズへと復帰した。

しかし復帰後は厳しい展開が続き、新たなチームメイトであるアイザック・ハジャーに対して予選平均0.474秒遅れを取っており、スプリントを含む全セッションでの予選対戦成績も1勝7敗(唯一の勝利はサウジアラビア)と大きく差を付けられている。

それでもローソンは第8戦モナコGPで今季初ポイントとなる8位を獲得し、続くスペインGPでも11位と善戦。ペナルティを受けたマックス・フェルスタッペンに次ぐ順位でフィニッシュした。

レーシングブルズ代表ローラン・メキースは、こうしたローソンのパフォーマンス改善について「チームが再建したわけではない」とSky Sports F1に語った。

「ローソンがここに戻ってきたとき、シーズン中の途中参加だった。それは角田がレッドブルへ行くのが難しかったのと同じように、彼にとっても未知のマシンに飛び込む難しさがあった」

「だから必要だったのは“自信の再建”ではなく、我々のマシンに慣れることだった。ラップタイムはレースごとに引き出されている」

「ただし、それを“自信”と呼ぶのは適切ではないと思う。彼がマシンを理解し、快適に扱えるようになってきたことで、より攻めた走りができるようになっただけのことだ」

リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

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カテゴリー: F1 / リアム・ローソン / ビザ・キャッシュアップRB