ランド・ノリス F1カナダGP初日「今年一番トリッキーな金曜だった」
ランド・ノリスは、F1カナダGP初日の走行を「今季最も難しい金曜日だった」と振り返り、マクラーレンにとっては課題の多いスタートだったと明かした。

今週末、マクラーレンはMCL39に新たなアップグレードを投入。しかし、FP1では7番手、FP2では2番手と結果こそ悪くなかったものの、ノリス自身はその裏にある苦労をこう語った。

「(新パーツの感触は)正直あまり大きな違いはなかった。というのも、このコースはバンプや縁石が多くてグリップも低いから、ここだけで評価するのは難しい。もっと他のサーキットでも試さないとわからない」

「全体としては、今年最も難しい一日だった。ペースが大きく劣っていたわけじゃないけど、1周をまとめるのがとにかく難しかった。全セッションを通じて、うまくラップが決まったのは1回だけだったと思う。やるべきことはたくさんある」

ランド・ノリス カナダGP F1 マクラーレンノリスはF1カナダGP初日を2番手で終えた

「最もトリッキーな金曜日」でも楽観視は崩さず
難しい一日だったとはいえ、ノリスは予選日に向けて前向きな姿勢も示した。

「クルマをもう少し良い状態に持っていく必要がある。とはいえ、全チームが同じように難しい状況だからね」

「確かに最もトリッキーな金曜日だった。結果というよりは、一貫性を持って走らせるのが本当に難しかったんだ。でも、大きく離されてるわけじゃない」

「まだ上位を狙える位置にいるよ。ただ、すべてが僅差だ。メルセデスは去年もここでかなり速かったし、今年も非常に強い。今日の走りを見ても、その実力を証明していた」

「文句を言ってるけど、結局1位じゃないから言ってるだけで、僕らもそこまで悪くない。ただ、少しでもクルマを扱いやすくしたい。それだけだ」

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カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム / F1カナダGP