ランド・ノリス 「マクラーレンF1は2024年に向けて正しい方向に進んでいる」
ランド・ノリスは、マクラーレンがシーズンを好転させ、2024年に向けて正しい道を歩んでいることを示したと語り、新たな加入者がその勢いを加速させることを期待している。

マクラーレンはシーズン開幕当初、ペースから大きく離されており、ローンチカーが望むレベルに達していなかったことを認めた。オーストリアで大幅なアップグレードが施されると、その主張が正しかったことが証明され、チームは瞬く間に表彰台争いに加わっていった。

ノリスは最終戦の13戦で7回の表彰台を獲得したものの、ドライバーズ選手権4位にわずかに届かなかった。

「メルセデスに追いつくために、フェラーリに追いつくために...ペースという点では、僕たちは2年間彼らの後塵を拝してきた」とノリスは語った。「実際には彼らは一歩も前進していないけど、僕たちは大きく前進し、改善できることがたくさんある」

「だから、今はいい時期だと思う。パズルを組み立てるにはまだ少し時間がかかるけど、重要なピースは見つかったし、進むべき方向もわかっている。チーム全体を本当に誇りに思う。今バーレーンにいて、先のことを考えたら、もうシーズンが終わってしまうのが恐ろしくなっていただろう」

「7回の表彰台とか、素晴らしい瞬間を経験できたことは、間違いなく予想外だった。そのすべてに対してチームに感謝しなければならない。世界新記録のピットストップもあったし、チームはいろいろな面で素晴らしい仕事をしてくれた。シーズンの締めくくりに望んでいたような週末ではなかったかもしれないけど、それで誇りに思っていまる。僕たちは正しい軌道に乗っているし、来年に向けて興奮している」

レッドブルのロブ・マーシャルやフェラーリのダビデ・サンチェスらが来年初めに加わる予定で、ノリスは今年より競争力の高いポジションで新シーズンをスタートさせたいと考えている。

「とても興奮している」とノリスは語った。「シーズン中盤と同じようにスタートすれば、コンストラクターズで2位、ドライバーズで2位になれる。いつもそううまくいくとは限らないけど、僕たちは正しい方向に進んでいる」

「何人か新戦力が加わったし、24年に入社する人たちもいる。彼らが僕たちにもたらしてくれるものすべてをすぐにクルマに搭載できるわけではないけど、過去4か月、5か月、6か月の間に、僕たちが成し遂げてきた進歩から、すでに学んだこともいくつかある。多くのことを学んだ」

「僕たちようやく正しい軌道に乗れるようになったし、プッシュすべき方向性もわかってきた。シーズンをうまくスタートさせたい。バーレーンでいいスタートを切ることができれば、もっとエキサイトできるだろう」

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カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム