マクラーレンF1のランド・ノリス 「ストレートの遅さは苦痛だった」
マクラーレンのランド・ノリスは、F1ベルギーGPのレース序盤で18位に後退したスタートを「苦痛」と評した。

マクラーレンのストレートスピード不足にさらされたノリスは、7番グリッドから石のように転げ落ちた。その後、ハードタイヤに交換すると事態はさらに悪化し、さらに順位を落とした。

だが、マクラーレンがノリスにソフトタイヤを履かせたことがレース終盤の挽回に大きく貢献し、クリアエアーの中で素晴らしいペースを発揮してトップ7入りを果たした。

ノリスは終盤にエステバン・オコンからプレッシャーをかけられたものの、最終的には7位でフィニッシュした。

スパでのスタートを振り返ったノリスはは、マクラーレンのダウンフォースレベルでは「オーバーテイクは不可能」だったと認めた。

「8速ギアに入れるのがやっとだった」とノリスは語った。

「ストレートではとても遅かった。ディフェンスもアタックもできなかった。オーバーテイクは不可能だった。ストレートでは1人もオーバーテイクできなかった。遅すぎた。今日は2~3人しかオーバーテイクできなかったし、それもすべてコーナーでだった。苦痛だった」

「序盤はとても苦痛だった。ハードで行こうとしたんだけど、ハードは十分なタイヤではなかった。我々にはまだ試すべきことが一つ残っていた。それはソフトタイヤを履くことだった。それが24周目、25周目のことだ。どこかの時点でまたソフトタイヤを履くつもりでいたけど、どういうわけか7位になっていた。10台くらいのマシンをアンダーカットしたと思うけど、これにはかなり驚いた。もちろん良い驚きだったけど、またボクシングをするだろうと思った」

「彼らは最後まで走らせるつもりだった… 序盤はタイヤをプッシュしすぎて、このままではレースが終わってしまうと思った。タイヤを生かして7番手をキープした。かなり早く迫ってきたエステバンの前に留まった。ハッピーだ」


レース中盤、ノリスがステアリングに問題を抱えているとの憶測が流れたが、レース後にそのことを尋ねられるとノリスは否定した。

「誰がそんなことを言ったの? いいや、ただ僕たちが遅かっただけだ」とノリスは語った。

「DRSアクティベーションゾーンの手前で、みんなが僕をオーバーテイクしていた。正直、ターン1の立ち上がりでアレックスを追いついていた。ターン1の立ち上がりで、僕はニュータイヤ、彼は古いタイヤを履いていたけど、ストレートの終わりには3~4車身ほど離されていたと思う。今日はストレートで1台もオーバーテイクできなかった」

「苦痛だよね。僕たち間違いを犯した。すでに僕たちそれを認めている。ダウンフォースが高すぎて、何の役にも立たなかった。僕たちはそれを見直して、次回はより良い仕事をできるようにしなければならない」

マクラーレン F1 ランド・ノリス

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カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム / F1ベルギーGP