ランド・ノリス 「ソーセージ縁石の除去はF1にとって重要なトピック」
マクラーレンF1チームのランド・ノリスは、高い縁石で車が宙に浮いたことで引き起こされた最近の2つの恐ろしいクラッシュの後、F1にソーセージ縁石の除去を要求した。

ソーセージの縁石は、車に損傷を与える可能性があるため、トラックリミットを超えるドライバーにとって、間違いなく最良の抑止力の1つとなっている。ただし、間違った角度でヒットすると、車が空中に飛び出す可能性がある。

これは過去数週間に2回発生し、1つはイギリスグランプリでのF2フィーチャーレースで、もう1つは日曜日にモンツァで開催されたWEC（FIA世界耐久選手権）で発生した。

F2では、デニス・ハウガーの車がロイ・ニッサニーの頭上にヒットし、WECでは空中に打ち上げられたエンリケ・チャベスのアストンマーティンのドアが引き裂かれたが、ドライバーはありがたいことに無傷だった。

だが、ランド・ノリスは、常にそういった結果になるとは限らないことを恐れている。

「そもそも、車が宙に舞うべきではない。 そのような暴力的な方法であるべきではないのは確かだ」とランド・ノリスはDaily Telegraphのコラムで書いた。

「このようなことはいつも見た目よりも複雑だけど、僕が懸念していることが1つある。それは、ソーセージの縁石だ。

「過去にも僕は高い縁石について批判的だったけど、僕たちはこのような警告に発し、僕たちスポーツからそれらを取り除くよう動く時が来たと思う」

「チャベスのクラッシュは、シルバーストンでのF2レースで、デニス・ハウガーが高い縁石で空中に飛び出し、ライバルのロイ・ニッサニーの安全デバイスHaloに衝突した後、2週間で2番目に大きなクラッシュだった」

「ありがたいことに、両方のドライバーは事件で無傷で済んだけど、過去に他のドライバーが負傷したのを見ている。2019年、アレックス・ペローニは、F1レースをサポートのF3レースでの中にソーセージの縁石にヒットして大クラッシュを起こした。それで彼のシーズンは終わった」

ランド・ノリスは、新世代F1マシンは、フロアが硬く、サスペンションが硬いため、持ち上げられやすくなる可能性があることを懸念している。

「F1カーがこれまでになく低く、かつてないほど硬くなっている。これらの車はそういった縁石にヒットしたとき、それらに乗らないので、行動する必要がある」とランド・ノリスは続けました。

「空中に飛び出す可能性がある。車が跳ね上がり、大きな弧を描いて、再び叩きつけられる。これは背中に非常に痛みを伴う可能性がある」

「先週末のチャベスのクラッシュは、これを長引かせることはできないことを思い出させてくれる。ソーセージ縁石などの問題は、少なくとも僕の目には、後でではなく早く解決する必要がある重要なトピックだ」

バルテリ・ボッタスも最近、隆起した縁石に反対し、ハウガーとニッサニーのF2クラッシュが、F1が行動を起こす「十分な引き金」になることを望んでいると語っている。



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カテゴリー： F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム