マクラーレンF1のランド・ノリス、ハミルトンと0.053秒差の5番手「ちょっとビックリ」 / F1シュタイアーマルクGP 予選
マクラーレンのランド・ノリスは、2021年F1シュタイアーマルクGPの予選でルイス・ハミルトンから0.053秒差の4番手で終えた。

FP3を19番手で終えていたランド・ノリスだが、予選ではレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスを上回り、ルイス・ハミルトンのすぐ後ろの4番手でフィニッシュ。バルテリ・ボッタスのペナルティにより決勝は3番グリッドからスタートする。

予選でのターンアラウンドを期待していたかと質問されたランド・ノリスは「そうだね。僕たちは優れていたし、強いと思っていた。週末を通して比較的まともだったからね。昨日、ダニエルは2番手と非常に早かったしね。マシンは良かったし、僕たちはいつもQ3に食い込んでいる」とコメント。

「2台のメルセデスが0.1秒未満にいるのはちょっとビックリしたけどね。メルセデスは僕たちよりもグリップ力があるし、僕たちがそこまで遅れていないという事実を述べることができるからだ。考えるのは変な感じだけど、いいポジションなので嬉しい」

セルジオ・ペレスに勝つことも予想されていなかったと付け加えたランド・ノリスは、燃料搭載量が軽いときのマクラーレンはレッドブルやメルセデスに匹敵する可能性があると説明した。

「レッドブルの1つの前にいるのは、予想外だったと言える。なぜなら、彼らはここで1周目から非常に速く、週末を通して僕たちの何マイルも先に進んでいたからね」

「モナコやバクー、または僕たちがいるいくつかのトラックに似た話だ。いつもメルセデスやレッドブルの後ろを見てきたけど、燃料の負荷が下がると、みんなのマシンがより平等になり、競争力が増すんだと思う。そうだね、少し驚かされることもあるし、僕たちは彼らの前に立つことができる」

ランド・ノリスは、2020年のF1オーストリアGPで3番グリッドからスタートして3位表彰台を獲得している。

「2番手や3番手にいて、レッドブルやメルセデスの連中と混ざり合っていた数年前と同じような話だ。機会があれば、100%を尽くすけど、それでも、ライバルやレーサーを慎重に選んで選ぶ必要があるし、タイヤなどを殺さないようにする必要がある」とランド・ノリスは語った。

「だから、成り行きを見てみるつもりだ。理論上では、金曜日にメルセデスとレッドブルの両方は僕たちよりもかなり速かったと思う。だから、彼らに対して物凄い競争力があるとは思っていないけど、それでも後ろにいる他のみんなを倒す良いチャンスはあると思う。それがプランだ」


2021年 F1シュタイアーマルクGP 予選 結果
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) - 1分03秒841
2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) +0.194
3.ルイス・ハミルトン(メルセデス) +0.226
4.ランド・ノリス(マクラーレン) +0.279
5.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) +0.327
6.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) +0.395
7.シャルル・ルクレール(フェラーリ) +0.631
8.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) +0.673
9.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) +0.733
10.ランス・ストロール(アストンマーティン) +0.867
11.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
12.カルロス・サインツ(フェラーリ)
13.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
14.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
15.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
16.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
17.エステバン・オコン(アルピーヌ)
18.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
19.ミック・シューマッハ(ハース)
20.ニキータ・マゼピン(ハース)
Formula 1 BWT Grosser Preis Der Steiermark 2021


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カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム / F1シュタイアーマルクGP