F1 ランド・ノリス マクラーレン
2019年にストフェル・バンドーンに代わってマクラーレンのレギュラードライバーを務めることが決定したランド・ノリスは、バンドーンはマクラーレンの暗黒時代の犠牲者だったと考えている。

2015年にGP2のチャンピオンを獲得したストフェル・バンドーンは、2016年に負傷したフェルナンド・アロンソの代役としてバーレーンGPで10位入賞を果たす鮮烈デビューを飾り、2017年にレギュラードライバーに昇格。才能の片鱗をみせていた。

しかし、ホンダとのパートナーシップを解消し、マネジメント陣が入れ替えるなど方向性を失っている今季のマクラーレンの環境のなか、経験の少ないストフェル・バンドーンは状況を打破することができず、今シーズン限りでシートを失うことになった。

後任としてマクラーレンのレギュレーシートに昇格するランド・ノリスは、ストフェル・バンドーンの才能を信じていると語り、間違ったタイミングでチームにいることになってしまったと考えている。

「ストフェルのことは物凄いドライバーだと評価しているし、おそらくグリッドの他のほとんどのドライバーよりも高く評価している」とランド・ノリスはコメント。

「でも、マクラーレンという本当に素晴らしいチームがおそらく史上最悪な時期に陥っているときにF1に入って選手権を戦うのは簡単ではないし、フェルナンドと対戦して勝つのは常にチャレンジンだ」

「世界中にいるドライバーのなから20名に絞り込まれた多くの良いドライバーがいるカテゴリーだし、彼ら全員がかなり優れている。基本的に彼はおそらく最悪の状況に放り込まれたし、不運な状況だったと思う」

ランド・ノリスは、マクラーレンにはフレッシュなスタートが必要だと考えている。

「僕は彼らがかなり大変な時期を過ごしているときに加入する。実際、ここ数年で状況は少し失われてしまった。来年、カルロスとドライブする機会はフレッシュなスタートだと思うし、チームが必要としている場所に返り咲くために必要としていることだと思う」

一方、同じようにマクラーレンの若手育成ドライバーとしてキャリアを積み重ね、2014年にマクラーレンでF1デビューを果たすも1年でレースシートを失ったケビン・マグヌッセンは、ストフェル・バンドーンは現在の状況から回復できるだろうと激励する。

「難しいことだし、実際、良いアドバイスができるとは思わないけど」とケビン・マグヌッセンはコメント。

「個人的に彼には非常に才能があり、能力があると思っているし、とにかく彼は自分がやれるとわかっている自分自身に最高の場所を見つけてほしい」

現在、ハースでF1キャリアを立て直しているケビン・マグヌッセンは、ストフェル・バンドーンは異なるF1チームで新たなスタートを切ることから恩恵を受けられると思うかとの質問に「僕に言えるのは、僕にとって新たなスタートを切って、自分を本当にサポートしてくれる場所にこれたのは良いことだったということだ」とコメント。

「僕にとって、ハースに来て、チームからのサポートとコミットメントを感じられることは、自分に自信を持つことにかなり役立ったし、ちょっとリラックできたようにい感じている」

「それほどミスを犯すことやパフォーマンスを発揮できないことを心配する必要はない。実際、パフォーマンスに集中できるし、うまくやれる。実際、常に心配しているように自分の才能からパフォーマンスを引き出すことができる」

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カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム / ストフェル・バンドーン