佐藤公哉、最終大会を残してのAUTO GPチャンピオン獲得を目指す

オーストリア・レッドブルリンクの第6大会終了時点で佐藤公哉は、ランキング2位のドライバーに44点差をつけてポイントリーダーに立っている。
1大会で獲得できる得点は最大49点なので、第7大会終了時点でランキング2位のドライバーに50点差をつけていれば、ポルトガル・エストリルの第8(最終)大会を残しながら佐藤公哉のチャンピオンが決まる。
佐藤公哉
「オーストリア・レッドブルリンクの第6大会、決勝レース1ではポールポジション、優勝、そしてファステストラップと、取れるだけのポイントをすべて取りました。決勝レース2は3番手を走行しながらも、クルマのトラブルに見舞われて8位に終わりましたが、ランキング2位との差をさらに広げることに成功しました。迎える第7大会のドイツ・ニュルブルクリンクは、昨年の決勝レース2でも優勝していますし得意なコースのひとつです。これまでどおりユーロ・ノヴァのクルマの戦闘力が高ければ、ごく自然な流れで次の大会でチャンピオンを決められるでしょうし、その点に関しては一抹の不安も感じていません。AUTO GP第7大会の翌週には、4週間弱の夏休みを挟んでベルギー・スパフランコルシャンでGP2の第8大会が開催されます。僕はライバルよりもひと足早く始動していますし、ハンガリー・オンガロリンクの第7大会では予選4番手とようやく本領を発揮できたので、その良い流れを保ちつつシーズン終盤戦に臨みたいと思います」
カテゴリー: F1 / 佐藤公哉 / AUTO GP