小林可夢偉
小林可夢偉が、F1日本GPでのケータハムのチーム事情を明かした。

小林可夢偉は、F1日本GP初日のフリー走行2回目に3コーナーでマシンが原因不明の挙動をみせてタイヤバリアにクラッシュしている。

チームは否定しているものの、リーフィールドのファクトリーにある所有物が差し押さえられたと報じられており、オーナーが交代してもなお深刻な財政難が報じられている。

「無線で一番最初に僕が言ったことは『とりあえず右前のサスペンションは大丈夫だ』です。なんでかというと、あれで右前を壊してたら、今週僕もうレース終わってたんです」と小林可夢偉は明かした。

「右前のスペアがなくて。だから、スピンして『ヤバい』と思った瞬間に必死に右前だけは当てないようにと思って、全力でカバーしました」

「そういうのが裏側にありながら、明日レースできるようになったんで、まず走れるだけでも良かったなと思います」

ケータハムは、新しいフロントウイングをチームメイトのマーカス・エリクソンにしか与えておらず、クラッシュの影響でパッケージもシンガポールで走らせていたもので鈴鹿に挑んでいる。

予選を21番手で終えた小林可夢偉は「今日の予選はちょっと残念だったんですけど、それもほとんど走れなかったし、クルマもあのクラッシュのせいで完璧なッ状態でもないんで、僕のなかでは予選のタイム的にはあれは正直きつかったかなという状態でもあるんです」と述べた。

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / ケータハム