F1日本GP放送でシューマッハを揶揄したDAZNスペイン司会者に非難殺到
2023年のF1日本GPのDAZNスペインでのテレビ放送でのテレビ司会者のアントニオ・ロバトがミハエル・シューマッハの容態に関するジョークに非難が殺到した。

DAZNでのテレビ放送中、テレビ局の同僚であるトニ・ククレラは、コンストラクターズチャンピオンのレッドブルについて質問し、チームのスターデザイナーを指して「アントニオ・ロバトが来るから、エイドリアン・ニューイはもう震えているよ」と話を振った。(あまり意味が分からないが…)

するとロバトは笑いながら「ミハエルを震えさせろよ!まあ…ミハエルじゃない、彼は震えられないんだ」と答えた。

このジョークは多くのF1ファンにはウケなかった。なにしろミハエル・シューマッハは2013年にスキーで頭部を負傷する大事故を起こして以来、完全に表舞台から姿を消している。それ以来、彼の健康状態については常に憶測が飛び交っている。

この発言は大騒動となり、DAZNはロバトを解雇すべきだという声も上がった。そして月曜日の午後、ロバトは自身のSNSアカウントに謝罪動画を投稿した。

「私は悪意なくミスを犯した。純粋に不器用で、自分を正しく表現できなかったことによるミスだった。」とロバトは釈明。

「夜更かししすぎたからかもしれないし、マドリードで時差ボケしていたからかもしれない。だが、どんな理由であれ、それは言い訳にはならない」

「何が起こったのかというと、私は行き過ぎた発言をしてしまった。冗談を言ったつもりはなかったし、ミハエル・シューマッハをバカにしたつもりもなかった。絶対にね。でも、不器用だったんだ」

「私のことを知っていて、私がどんな人間なのかを知っている人なら、私がそのようなことで冗談を言うはずがないことをよく知っていると思う。決してそんなことはない。だが私は不器用だった」

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カテゴリー: F1 / F1日本GP