2022年 F1日本GP 決勝:トップ10 ドライバーコメント
2022年 第18戦 F1日本GPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

長い中断を挟む完全なウェットコンディションとなったF1日本GP決勝ではマックス・フェルスタッペンが優勝し、2シーズン連続のドライバーズチャンピオンを決めた。チームメイトのセルジオ・ペレスは雨のために短縮されたレース終盤でマックスのタイトル獲得をアシストした。

優勝:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「クレイジーだ! 日本での優勝は本当にスペシャルだ。ここで優勝できたことをとても誇りに思う。チェッカーを受けたときはワールドチャンピオンになれたかどうか分かっていなかった。色々混乱が起きていたけれど、僕は面白おかしく感じていた。初タイトルはとても感動的だったけれど、2回目は少し違って、前回よりも美しい。なぜなら、今シーズンが素晴らしかったからだ。チームワークは最高で、僕たちはプッシュし続けた。自分たちを信じ続けてマシンを改良し続けた。チームとしていくつかのミスを犯したけれど、パーフェクトは無理なので仕方がない。それでも、シーズンの大半でパーフェクトに近いレースができている。ホンダとの仕事も素晴らしい。もちろん、サーキットにいるチームにはとても感謝しているけれど、ファクトリーのチームとレッドブル・パワートレインズに関わっている全員にも感謝したい。誰もが全力を尽くしてくれているし、モチベーションも非常に高い。チェコも最高のチームメイトだ。あとはコンストラクターズタイトルに集中していく。まずはオースティンを待とう」

2位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「今日はチームにとって素晴らしい日になった。日本とホンダの目の前でタイトルを獲得して、ワンツーフィニッシュを決めたのは嬉しい。近日中にコンストラクターズタイトルも手にできることを願っているよ。そうなれば最高だ。今シーズンの残りを楽しみにしている。今日はシャルルと素晴らしいバトルができた。レースができて良かった。一時はレースができないと思っていたからね。とにかくファンタスティックなバトルになった。終盤に向けて彼にプレッシャーをかけることができた。DRSがなかったのでオーバーテイクがかなり難しかったけれど、プレッシャーをかけ続けたのでシャルルのミスを誘い、彼がペナルティを受けた結果、僕が2位になれた」

3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「全力を尽くしたけど、今日は難しいレースだった。最初の数周はタイヤのウォームアップで強かったけど、その後はすべてが消えてしまった。特に終盤はフロントタイヤのデグラデーションに苦んだし、チェコ(ペレス)を僕の後ろに留めておくのは本当に難しかった。素晴らしいシーズンを過ごしたマックス(フェルスタッペン)とレッドブルを祝福する。彼らは素晴らしい仕事をしているし、タイトルに値する。来年、さらに良いチャレンジができるように、最後の4レースを使って、レースの出来栄え、タイヤマネジメント、そして、全体的にもっと強力なチームになることに取り組んでいく。過去2レースですでに正しい方向に進んでいるし、最後までこの方法でプッシュし続けていく」

4位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「4位でフィニッシュできたことは僕たちにとって素晴らしい結果だ。このようなコンディションの中ではなおさらね。雨で視界が悪く難しいスタートだったので、序盤を切り抜けるために集中しなければならなかった。レースができて、週末ずっとサポートしてくれたファンに報いることができてうれしい。ルイス(ハミルトン)とのレースはいつも楽しいし、ずっとミラーを見ながら運転しなければならなかった。マックス、ワールドチャンピオン獲得おめでとう。彼はすべてのレースで圧倒し、素晴らしい走りを見せていたので、それに値する。コンストラクターズチャンピオンシップで4位に返り咲き、多くのポイントを獲得して日本を後にすることができる」

5位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「今日は一旦レースが始まってしまえば、とても楽しかった。コンディションはかなりタフだったし、見るのも困難な状況だったけど、まさにそれはモーターレーシングのあるべき姿だ。僕たち全員にとって真のチャレンジだった。辛抱強く待ってくれたファンのためにも、もっと長く、もっと多くラップを走れれば良かったけど、時間がなくなってきていたし、光を失い始めていた。レースに関しては、エステバンに対して全力を尽くしたけど、昨日目にしたように僕たちはとにかうストレートであまりに遅すぎた。僕がトウから出ると彼はすぐに引き離すことができたし、僕たちは大きなペースアドバンテージを持っていたにも関わらず、抜くことができなかった。すべてのラインを試し、かなり近づくことはできたけど、彼はとてもいい走りをしていたし、ミスをしなかった。だから、あれが今日の僕たちにできる最大限だった。これから僕たちはこの2つのレースから理解を深めて、最後の4レースで獲得できるポイントを最大化するための教訓を学ぶ必要がある。最後にマックスを祝福したい。彼はまさに2度目のタイトルを獲得するために必要が仕事をこなした。僕たちはこのクルマの問題を分かっているし、来シーズンはチームがもっと強くなって戻ってくると信じている」

6位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
「僕たちは乾いた状態で再開を待っていたけど、濡れた状態で数時間外に座っているのはかなり不快だったに違い。非常に良いスタートを切ったけど、最初のコーナーで別の車と衝突した。何も見えなかった。アクアプレーニングが発生したのか、ミスを犯したのかもしれないけど、それで獲得したすべてのポジションを失って、最下位まで落ちてしまった。レースが再開されたとき、僕たちはすぐにインターに交換するためにボックスするという良い決定を下した。素晴らしいストップだった。その後は狂ったようにプッシュしたし、フィールドのほとんどをアンダーカットすることができた。夢のような週末だった。8ポイントを獲得できたのは大きな結果だ。ここでの最後のレースだったことを悲しく思うけど、素晴らしい週末だった。素晴らしい鈴鹿ファンのみんなに『ありがとうございました』としか言えない」

7位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日はもっとうまくやれたことがなかったかを見直し、確認する必要がある。結果が反映しているよりも強いクルマを持っていたと思うし、今日は6位だったかもしれない。ピットレーンでスタックしたことでポジションが犠牲になったし、それによってフラストレーションの溜まる午後になったので、他の選択肢がなかったのか調べて、確認する必要がある。その後、いくつかの良いオーバーテイクができたけど、それは失ったものを取り戻そうとするケースだった。全体的に奇妙な午後だった。序盤のコンディションは、グリップではなく、この世代の車が生成する視界とスプレーの量の点で不可能だったし、セーフティカーの後ろを走っている間にコース上に回収車両が入っていた件んから正しい教訓を学ぶ必要がある。全体として、僕たちにとって難しいダブルヘッダーあったし、必要なポイントを獲得できなかった。そのため、再編成し、残りの 4 レースに集中し、僕たちが持っているマシンからすべてを引き出すように努める必要がある。そして、もちろん、マックスの2回目の優勝を祝福する。 結果はしばらく明らかだったけど、彼とレッドブルは今年、並外れた仕事をした」

8位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今日は楽しかったけど、とてもカオスなレースだったし、最終的にファンのためにショーを開催できたことをうれしく思う。良いポイントを獲得できたけど、もっと得点できたと思う。ウエットコンディション、セーフティカー、赤旗で扱いが難しいレースだった。 また、将来のために改善するために見直されると確信しているいくつかのインシデントもあった。 最後に、チャンピオンシップを獲得したマックス(フェルスタッペン)おめでとう。全体的にとても相応しいと思うし、来年は彼ともっと多くの競争ができることを願っている!」

9位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「序盤は赤旗と遅延でかなりトリッキーだった。インターに交換するためにすぐにピットインするという正しい決断をしたことは、前のマシンをジャンプさせる上で重要だった。最後はフロントタイヤにかなり苦戦したけど、持ちこたえてシーズン初ポイントを獲得できてとてもうれしい。 全体として、チームのために本当にうれしいし、士気を高めるのにとても良い結果だ」

10位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「まず、今日レースができてよかった。日本のファンは週末ずっとここで素晴らしかったし、彼らは長い間雨の中で待っていたので、彼らのためにレースをすることができてうれしい。もちろん、ドライバーとして僕たちは常にレースを望んでいる。レース自体はトリッキーなレースだった。最初のスタートで多くのポジションを失ったのは残念だったけど、ピットストップでそれを取り戻してポイントを獲得できたのは良かった。最後に2度目のワールドチャンピオンを獲得したマックスおめでとう」

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カテゴリー: F1 / F1日本GP / F1ドライバー