アイザック・ハジャー F1オランダGP予選で4番手「今季最高のラップ」

20歳のフランス人ドライバーは、ザントフォールトでのQ3終盤に1分09秒208を叩き出し、スタンドを沸かせた。今季デビュー組の中でも特に注目される存在として、その実力を証明する結果となった。
「正直言って、クルマは僕が望んでいた通りの状態だった」とハジャーは振り返る。「特に最後のラップではすごくよく反応してくれた。多分、風の影響で少しラッキーもあったかもしれないけど、データを見てみないと分からない。とにかく素晴らしいラップをまとめられた。クルマが素晴らしかったからだ」
ハジャーは無線でも興奮を隠しきれず、予選後にはこう強調した。
「今年一番のラップだったと思う。すごく難しいトラックで本当に要求が高い。最後のコーナーでは全てを出し切ったし、あそこでさらに1コンマ稼げたのは自分でもよくやったと思う。特別な瞬間だった」
Q1とQ2ではチームメイトのリアム・ローソンに後れを取っていたが、最後のQ3で大逆転。ローソンが7番手にとどまる一方、ハジャーは一撃で4番手に飛び込んだ。
日曜の決勝に向け、ハジャーは冷静な姿勢を崩さない。前方には地元ヒーローのマックス・フェルスタッペンがおり、状況の難しさを理解している。
「彼はきれいなグリッド側からスタートするし、スタートもうまい。たぶん前のクルマを抜いていくと思う」とハジャーは語った。

金曜は走行距離が限られていたものの、ローソンのペースを見てレースでの競争力にも自信を持っている。
「僕自身は昨日あまり走れていないけど、リアムは速かった。クルマの状態は良いし、1周で速ければ何周も速いはずだ」
ただし、背後には速いマシンが並んでおり、防衛は容易ではないと認める。
「正直言って、ここはオーバーテイクが難しいとは思わない。ストレートが長くて、DRSも早く開く。相手にペースがあれば抜かれる。それを受け入れて賢く走らないといけない」
ルーキーながらも冷静な判断力を見せるハジャー。好位置からのスタートと手応えあるマシンを武器に、決勝でさらなるインパクトを残せるか注目だ。
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