アイザック・ハジャー F1デビュー決定「角田裕毅をずっと尊敬してきた」
レッドブルは水曜日にセルジオ・ペレスを解雇し、翌日にはリアム・ローソンが後任として発表されたため、ファエンツァを拠点とする姉妹チーム、レーシング・ブルズには空席が生じた。
金曜日、アイザック・ハジャーがフォーミュラ2からF1へ進む幸運なレッドブル・ジュニアに選ばれた。
フランス出身のアイザック・ハジャーは、ファエンツァで5年目を迎える角田裕毅のチームメイトとなるが、ハジャーは、角田裕毅を非常に尊敬していると明かした。
「VCARBでの新しい役割に就くことをとても楽しみにしている。これは僕自身、僕の家族、そして最初から僕を信じてくれたすべての人々にとって大きなことだ」とハジャーは語った。
「カートから始まり、シングルシーターのレースでキャリアを重ね、今こうしてF1で参戦するまでの道のりは、僕がずっと夢見てきたこと、まさに夢が現実になった瞬間だ」
「はるかに速い車を運転し、世界最高のドライバーたちとレースをする。まったく新しい世界に足を踏み入れたような気分だ」
「大きな学習曲線になるだろうが、一生懸命努力してチームのために最善を尽くすつもりだ」
「裕毅と一緒に仕事ができて、彼から学べることを楽しみにしている。ずっと彼を尊敬してきた。彼は僕と同じようにレッドブル・ジュニア・プログラムを経て、F1に至るまで同じような道を歩んできた」
「彼は非常に経験豊富で、彼から学ぶことは良いことだ」
レーシングブルズは若さと経験を兼ね備えた新ドライバー陣を揃える
角田裕毅はレッドブル・レーシングに無視されたことに当然ながら憤慨しているだろうが、レーシングブルズでの彼の立場は、彼をイタリアを拠点とするチームのドライバー陣のリーダーにしている。
彼を心から尊敬するチームメイトとともに、角田裕毅はハジャーをF1の舞台で活躍させる手助けをする役割を担っている。
8月にダニエル・リカルドが解雇される前、そしてレッドブルドライバーのめまぐるしい変化が始まるずっと前に、レーシングブルズのCEO、ピーター・バイエルは、理想的なドライバーラインナップは若さと経験の両面を持つものだと語り、角田裕毅をその条件を満たすドライバーとして挙げていた。
「経験豊富なドライバーが一人必要だと強く信じている。経験豊富というのは、もう数年の経験を持つ裕毅のような人だ」とバイエルは語った。
「ダニエルは裕毅を磨き上げ、エッジを磨くのに役立った。そして、裕毅は将来、間違いなくその役割を果たせる人物だ」
「誰かの面倒をみるという組み合わせは、実はレッドブルの哲学と非常によく合っていると思う」
今こそ角田裕毅がアイザック・ハジャーを面倒を見る時だ。
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