アイザック・ハジャー 「レッドブルの2つのF1チームの次の候補者は僕だ」
アイザック・ハジャーは、レッドブルの2つのF1チームのシートについて自分が「次の候補者」であると主張。ただし、現段階では、彼の将来は「自分の手にはゆだねられていない」と認めている。

2024年シーズンが終わりに近づくにつれ、レッドブル・レーシングとRBで誰がドライブするのかという憶測が活発化している。

マックス・フェルスタッペンはレッドブル・レーシングでレースをすることになるが、彼とコンビを組むドライバーはまだ決まっておらず、これは姉妹チームであるRBの編成に直接影響を与える可能性が高い。そして、アイザック・ハジャーにも影響を与えるだろう。

現行のRBのドライバーである角田裕毅とリアム・ローソンは、現行のコンストラクターズチャンピオンのレッドブル・レーシングで2番目のシートを争っている。

セルジオ・ペレスが放出された場合、2025年までの契約を結んでいるにもかかわらず驚きではないが、その場合はこの2人のうちの1人が昇格すると予想される。

これにより、理論的にはアイザック・ハジャーがRBに加入する道が開かれることになる。20歳のハジャーは、リアム・ローソンがダニエル・リカルドに代わって加入した際に引き継いだリザーブドライバーとしての任務を継続することになっている。

「少なくとも、僕にもチャンスはあると思う」とアイザック・ハジャーはMotorsport.comに語った。

「もちろん、それは僕次第ではない」

「レーシングブルズ(RB)とレッドブルでは多くのことが起こっているし、何だって起こり得る。そして、もちろん、僕が次の候補だ。それは事実だ」

「彼らがどんな決定を下すかはわからないけど、いずれにしても僕はここにいるし、何が起ころうとも来年に向けて準備を整えていくつもりだ」

フランコ・コラピント ガブリエル・ボルトレト アイザック・ハジャー

「F1昇格が見送られたら満足はできない」
しかし、フランコ・コラピントというジョーカーが控えている。F2ルーキーとしてシーズン途中にF1に昇格したアルゼンチン人ドライバーは、ウィリアムズでアレクサンダー・アルボンと並び、たちまち周囲を感心させた。

来季のウィリアムズにはすでにカルロス・サインツJr.の加入が決定しており、チーム代表のジェームス・ボウルズは若手ドライバーの獲得に積極的に動いている。

F2ドライバーズ選手権の順位でアイザック・ハジャーに4.5ポイント差でリードしているガブリエル・ボルトレトがニコ・ヒュルケンベルグの隣のザウバーF1チームのシートに就いたため、コラピントの移籍先として残されたのはRBのみとなった。

フランコ・コラピントを巡る憶測は急速に過熱し、中には彼がレッドブルのフルタイムドライバー候補の一人であるとまで言う者もいる。しかし、実際には、RBが彼にとって最も可能性の高い移籍先であることに変わりはない。

フランコ・コラピントについて尋ねられたアイザック・ハジャーは、自身の実績を説明しながら、もし昇格の機会が訪れなければ「満足できない」と述べた。

「ええ、彼ら(レッドブル/RB)は速いドライバーを探しているし、彼がその実力を証明しているのは確かだ」とハジャーは語った。

「だから、もちろん、僕は3年間プログラムの一員であり、F2では2位、チームのリザーブドライバーだ。そういうことだ」

「もちろん、満足はできない。なぜなら、自分が運転したいからだ。でも、それがしなければならないことなら、やるし、将来のことを考えるつもりだ」

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カテゴリー: F1 / アイザック・ハジャー / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB