アイザック・ハジャー レッドブルとRBの両F1チームのリザーブ就任との報道
レッドブルは、リアム・ローソンが2024年のF1シーズン残りのレースでRBのレースシートにステップアップしたことを受け、リザーブドライバーとしてF2ドライバーのアイザック・ハジャーを選出したと報じられている。

グリッド上で2チームを擁する唯一の組織であるレッドブルは、今週、ダニエル・リカルドをローソンの代わりに降板させるという決断を下した。

レッドブルのジュニアチームであるRBは、木曜日に待ち望まれていたニュースを正式に発表した。チームのボスであるローラン・メキースは、オースティンで開催されるアメリカグランプリを前に、リカルドに代わってローソンが即座に加入すると発表した。

しかし、リカルドは、退団までの数日間、リザーブドライバーになる可能性について尋ねられた際に、明確に「ノー」と答えたため、残りの6レースでローソンの役割を担うことはない。

アイザック・ハジャーがレッドブルとRBのリザーブドライバーに
代わりに、Sky F1は、今シーズン終了までレッドブルとRBの両チームのリザーブドライバーを務めるのは、F2ドライバーでレッドブル・ジュニアのアイザック・ハジャーであると報じている。

フォーミュラ2選手権で現在2位につけ、残り2戦でガブリエル・ボルテレトにわずか4.5ポイント差と迫っているハジャーは、今シーズン後半のグランプリの金曜日に、レッドブルの若手ドライバーによる2回目のプラクティスを担当する予定だ。

アイザック・ハジャー F1

アイザック・ハジャーがヘルムート・マルコの「未来」リストに登場
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、リカルドの放出決定についてFormel1.deに語った際、レッドブルが「未来」のために検討している若手ドライバーの一人としてハジャーを挙げた。

「リカルドは、RBで適切なパフォーマンスを示せば、レッドブル・レーシングに来るチャンスがあるという条件で呼び戻された」とマルコは説明した。「しかし、もっと大きな文脈で捉える必要がある」

「我々には若いドライバーが大勢いる。ハジャーもいるし、ローソンもいる。それに、順位をつけることはできないが、岩佐(歩夢)もいる。我々は未来を見据えなければならない」

「そして、比較もしたい。ローソンは裕毅と比べてどの位置にいるのか?そして将来、2チームのドライバーの組み合わせはどうなるのか?」

マルコは以前、Speedweek誌のインタビューで20歳のアイザック・ハジャーを称賛し、「彼はF1で活躍するポテンシャルを持っている。今後どうなるかはまだわからないが、間違いなく重要な役割を担うだろう」と語った。

「ローソンと同じように、彼は1年をテスト兼シミュレータードライバーとして過ごすことになるかもしれない」

アイザック・ハジャーはF1へのステップアップを夢見ており、マルコの言葉が現実のものとなることを期待している。

「僕にとっての目標はF1だ」とハジャーは先月、F2のウェブサイトに語っている。「シートを手に入れたいなら、毎週末のパフォーマンスがすべてだ。コース上での走りで常にベストを尽くし、何かを示さなければならない」

「スピードがあり、戦い、オーバーテイクをしなければならない。ポイントを数え、毎週末安全策を取り、ポイントを持ち帰ることもできるが、それは僕がここでしようとしていることではない」

レッドブルは、F1 2025のドライバーとして、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとRBの角田裕毅の2人をすでに確定させている。

セルジオ・ペレスの将来は保証されておらず、メキシコGPで引退を発表するのではないかという噂が再び浮上している。そうなると、ローソンが組織に残る2つのシートのどちらかをオーディションで獲得する可能性がある。

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カテゴリー: F1 / アイザック・ハジャー / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB