インディカー | 第12戦 予選:ニューガーデンがポール、佐藤琢磨は7番手
2018年のインディカー・シリーズ 第12戦 トロントの予選が7月14日(土)に行われ、ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨は7番手だった。
第12戦は唯一アメリカ国外で開催されるレースであるカナダのHondaインディ・トロント。カナダ最大の都市トロントは五大湖の一つであるオンタリオ湖畔にあり、ストリートコースは町の中心部からほど近い湖岸エリアに位置している。
予選開始時の路面コンディションはウェット。グループ1のドライバーはウェットコンパウンドでアタックを開始した。その後、路面は乾き始めてレースラインが出てきたが、トップ6では再び軽い雨が降り始めるというコンディション。
ポールポジションを獲得したのはジョセフ・ニューガーデン。6分間のトップ6セッションで最後にアタックを敢行したニューガーデンは59秒4956をマークして今季4度目のポールポジションを獲得した。
「少し出ていくのを遅らせた。タイヤでの周回するを最小限に抑えた方がいいと思ったんだ。最後のラップでは(路面が)どんどん良くなっていると感じた。『ここが頑張りどきだ。ポールを獲れる。やってやる』という感じだった。全力を尽くしたし、それがポールに繋がったね」とジョセフ・ニューガーデンはコメント。1ポイントを加算してポイントリーダーのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)との差は32ポイントとなっている。
2番手には0.1964秒差でそのスコット・ディクソンが続き、ペンスキーのトップ3独占を阻止した。
「ポールポジションを獲得できなくて自分自身にちょっと失望しているよ。チームにも申し訳なく感じている。彼らはそれができるクルマを与えてくれていたからね。ターン5でミスをしてコンマ数秒犠牲にしてしまった。全体的にフロントローからスタートすることは悪くはないけど、ポールを獲れるとわかっているときに逃してしまうのはちょっと痛いね」とスコット・ディクソンは語った。
2列目にはシモン・パジェノー、ウィル・パワーとペンスキー勢、3列目にはアレクサンダー・ロッシ、ライアン・ハンターレイとアンドレッティ・オートスポーツの2台が並ぶ。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はグループ2で走行。トップ12では唯一ブラックタイヤでアタックを実施したが、トップ6まで0.1639秒届かず7番手。明日の決勝は3列目からスタート。隣にはジョーダン・キング(エド・カーペンターが並ぶ。
「僕たちはここまでの週末全体でとても競争力がありました。予選はトリッキーでした」と佐藤琢磨はコメント。
「雨のコンディションでスタートして、ダンプになって、その後、乾き始めました。僕たちは若干異なる戦略で行くことに決めました。新品のレッドで開始して、その後かなり耐久性のある新品のブラックに交換しました。まだ霧雨が降っていて路面コンディションは考えていたほど良くなったように思います。たぶん柔らかいコンプンドのレッドライヤの方がもう少しグリップがあったかもしれません。僕たちはコンマ1秒差で6番手(ファスト6)を逃してしまいました。残念ですが、頑張りました。僕たちには力強いペースがあることはわかっているので、明日は良いペースを発揮できることを期待しています」
カテゴリー: F1 / インディカー
第12戦は唯一アメリカ国外で開催されるレースであるカナダのHondaインディ・トロント。カナダ最大の都市トロントは五大湖の一つであるオンタリオ湖畔にあり、ストリートコースは町の中心部からほど近い湖岸エリアに位置している。
予選開始時の路面コンディションはウェット。グループ1のドライバーはウェットコンパウンドでアタックを開始した。その後、路面は乾き始めてレースラインが出てきたが、トップ6では再び軽い雨が降り始めるというコンディション。
ポールポジションを獲得したのはジョセフ・ニューガーデン。6分間のトップ6セッションで最後にアタックを敢行したニューガーデンは59秒4956をマークして今季4度目のポールポジションを獲得した。
「少し出ていくのを遅らせた。タイヤでの周回するを最小限に抑えた方がいいと思ったんだ。最後のラップでは(路面が)どんどん良くなっていると感じた。『ここが頑張りどきだ。ポールを獲れる。やってやる』という感じだった。全力を尽くしたし、それがポールに繋がったね」とジョセフ・ニューガーデンはコメント。1ポイントを加算してポイントリーダーのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)との差は32ポイントとなっている。
2番手には0.1964秒差でそのスコット・ディクソンが続き、ペンスキーのトップ3独占を阻止した。
「ポールポジションを獲得できなくて自分自身にちょっと失望しているよ。チームにも申し訳なく感じている。彼らはそれができるクルマを与えてくれていたからね。ターン5でミスをしてコンマ数秒犠牲にしてしまった。全体的にフロントローからスタートすることは悪くはないけど、ポールを獲れるとわかっているときに逃してしまうのはちょっと痛いね」とスコット・ディクソンは語った。
2列目にはシモン・パジェノー、ウィル・パワーとペンスキー勢、3列目にはアレクサンダー・ロッシ、ライアン・ハンターレイとアンドレッティ・オートスポーツの2台が並ぶ。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はグループ2で走行。トップ12では唯一ブラックタイヤでアタックを実施したが、トップ6まで0.1639秒届かず7番手。明日の決勝は3列目からスタート。隣にはジョーダン・キング(エド・カーペンターが並ぶ。
「僕たちはここまでの週末全体でとても競争力がありました。予選はトリッキーでした」と佐藤琢磨はコメント。
「雨のコンディションでスタートして、ダンプになって、その後、乾き始めました。僕たちは若干異なる戦略で行くことに決めました。新品のレッドで開始して、その後かなり耐久性のある新品のブラックに交換しました。まだ霧雨が降っていて路面コンディションは考えていたほど良くなったように思います。たぶん柔らかいコンプンドのレッドライヤの方がもう少しグリップがあったかもしれません。僕たちはコンマ1秒差で6番手(ファスト6)を逃してしまいました。残念ですが、頑張りました。僕たちには力強いペースがあることはわかっているので、明日は良いペースを発揮できることを期待しています」
2018 インディカー 第12戦 トロンソ 予選 結果
Pos | No | Driver | Team | Time | Group | |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 1 | ジョセフ・ニューガーデン | Team Penske | C | 59.4956 | Fast 6 |
6 | 9 | スコット・ディクソン | Chip Ganassi Racing | H | 59.6920 | Fast 6 |
4 | 22 | シモン・パジェノー | Team Penske | C | 59.7630 | Fast 6 |
1 | 12 | ウィル・パワー | Team Penske | C | 59.8818 | Fast 6 |
5 | 27 | アレキサンダー・ロッシ | Andretti Autosport | H | 1:00.6273 | Fast 6 |
3 | 28 | ライアン・ハンターレイ | Andretti Autosport | H | 1:00.6615 | Fast 6 |
10 | 30 | 佐藤琢磨 | Rahal Letterman Lanigan Racing | H | 59.0712 | Top 12 |
9 | 20 | エド・カーペンター | Ed Carpenter Racing | C | 59.0862 | Top 12 |
11 | 5 | ジェームス・ヒンチクリフ | Schmidt Peterson Motorsports | H | 59.1581 | Top 12 |
7 | 6 | ロバート・ウィッケンズ | Schmidt Peterson Motorsports | H | 59.1705 | Top 12 |
16 | 88 | ギャリー・チャペス | Harding Racing | C | 59.3133 | Top 12 |
22 | 4 | マテウス・レイスト | AJ Foyt Racing | C | 59.4528 | Top 12 |
12 | 15 | グラハム・レイホール | Rahal Letterman Lanigan Racing | H | 1:14.7769 | Group1 |
19 | 98 | マルコ・アンドレッティ | Andretti Autosport | H | 1:00.1721 | Group2 |
13 | 14 | トニー・カナーン | AJ Foyt Racing | C | 1:14.9691 | Group1 |
18 | 21 | スペンサー・ピゴット | Ed Carpenter Racing | C | 1:00.1838 | Group2 |
15 | 18 | セバスチャン・ブルデー | Dale Coyne Racing | H | 1:15.1429 | Group1 |
21 | 59 | マックス・チルトン | Carlin | C | 1:00.2694 | Group2 |
32 | レネ・ビンダー | Juncos Racing | H | 1:15.8928 | Group1 | |
17 | 23 | チャーリー・キンボール | Fucos Racinf | C | 1:00.4313 | Group2 |
8 | 10 | エド・ジョーンズ | Chip Ganassi Racing | H | No Time | Group1 |
14 | 26 | ザック・ビーチ | Andretti Autosport | H | 1:00.5564 | Group2 |
20 | 19 | ザカリー・クラマン・デ・メロ | Dale Coyne Racing | H | 1:00.6416 | Group2 |
カテゴリー: F1 / インディカー