インディカー第4戦サンパウロ、決勝レースは雨で延期

決勝のタイムは公表されていないが、レースが再開するとき佐藤琢磨は3番手からスタートすることが決まっている。
レースが始まる前に降り始めた小雨は、急激に雨脚を強め、土砂降りとなった。その後も雨は降り続き、コース上には大きな水たまりがいくつもできたため、インディカー・シリーズのオフィシャルはウェットレースを宣言、ウェットタイアの使用が許可された。
事前に注意があったにもかかわらず、最初の数ラップは何台ものマシーンがコントロールを失い、次々と脱落していく。その後、さらに雨脚は強まって視界が悪化したため、9周目が終わったところでレースは赤旗中断とされた。
2時間23分の中断の後、黄旗が提示されているなか、9周目のオーダーでレースは再開された。黄旗が提示された状態で数周を走ったところ、このままレースを続行するのは危険であるとオフィシャルは判断、明日まで延期されることが決まった。
10番手からスタートした佐藤琢磨は最初の数周で起きた多重クラッシュを避け、4番手まで順位を上げる。その後、マイク・コンウェイの電気系トラブルが引き金となったフルコーション後のリスタートで、佐藤琢磨はさらにひとつポジションを上げて3番手を走行していた。
関連:F1-Gate.com YouTubeチャンネル
カテゴリー: F1 / インディカー / 佐藤琢磨