インディ500 佐藤琢磨 インディカー・シリーズ
第102回インディアナポリス500(インディ500)は、火曜日から公式練習が続けられ、「ファストフライデイ」と呼ばれる金曜日を迎えた。予選用にターボのブースト圧が引き上げられ、パワーアップしたエンジンで走行するため、スピードが大幅にアップ。マルコ・アンドレッティ(Andretti Herta Autosport with Curb Agajanian)、ロバート・ウィッケンズ(Scdmidt Peterson Motorsports)が時速231マイル台を記録し、予選を前にしてスピードチャートで1-2を占めた。

スポット参戦のベテラン、オリオール・セルビア(Scuderia Corsa/Rahal Letterman Lanigan Racing)は時速230マイルオーバーのスピードで4番手につけるなど、Honda勢は予選前日の練習走行でトップ6に4人、トップ10に6人が入った。

2017年のインディ500予選で骨折などの負傷をしたセバスチャン・ブルデー(Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan)は6番手。ステファン・ウィルソン(Andretti Autosport)は9番手、チームメートで第100回インディ500ウイナーのアレクサンダー・ロッシが10番手のスピードをマークした。

インディ500の予選は2日間にわたって開催される。土曜日は「バンプ・デイ」と呼ばれる予選第1ラウンドで、決勝レースへの出場を決める33台が決まる。今年は35台のエントリーがあり、2台はバンプ、つまり決勝のグリッドから弾き出されることになる。さらに、日曜日に行われるポールポジション決定セッションである「ファスト9」への進出者9名も、この予選で決定する。

昨年の第101回インディ500で優勝した佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、ファスト・フライデーで予選シミュレーションを繰り返し、時速227.782マイルのベストを記録して24番手だった。金曜日に44周を走り込んだ佐藤琢磨は、火曜日から合計で312周もの走り込みを行って、予選、決勝への準備を進めている。

マルコ・アンドレッティ
(プラクティス期間中の最速ラップ=時速231.802マイルをマークし、1万ドルのボーナス獲得)
「私たちのマシン、カーナンバー98は、トラフィックでのスピードがとても速いのですが、単独走行でどれだけのスピードが出せるのか、まだ完全には分かっていません。現時点では、日曜日にポールポジション争いを行うファスト9に入れるか、入れないかというポジションにいると思います。そして、私たちは絶対にその9人に入るんだ、と強く考えています。もちろんそれはライバルたちも同じです。明日の予選ではコンディションの変化もあるでしょう。雲が出て気温や路面温度が下がることもあるでしょう。涼しいコンディションで走ることはアドバンテージにつながります。最初の予選アタックは遅い順番を引いているので、どんな展開になるかを見ていきます」

佐藤琢磨
「ファスト・フライデーは毎年とてもエキサイティングです。ターボのブースト圧アップで一気にスピードが時速5~6マイルも速くなりますから、コーナーは一気にタイトになるのですが、私はその感覚が大好きです。スピードを追求した作業、ドライビングを楽しんでいます。今日の私たちは多くのタイヤを投入し、予選のシミュレーションを繰り返し行いました。まだ自分たちのスピードに満足はできていませんが、今日の作業で私たちが進歩を遂げたことは間違いありません。今日2人のチームメートたちと集めたデータを今晩おさらいして、明日の予選に向けたいいセッティングを見つけたいと思います」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: インディカー