スコット・ディクソン チップ・ガナッシ離脱を正式発表 24年の黄金時代に幕

チームオーナーのチップ・ガナッシは、ディクソンには複数年契約を提示し、チームで現役生活を終える道も用意していたことを明かしたが、本人は別の道を選択したという。
24年間で6度の王座と58勝を達成
チップ・ガナッシは声明で、ディクソンから2027年以降はチームに残らない意向を伝えられたことを公表した。
「スコット・ディクソンから、2027年にはチームへ戻らないという意思を伝えられました」
「この24年間、スコットはチップ・ガナッシ・レーシングにとってかけがえのない存在でした。ともにシリーズチャンピオンを獲得し、多くの勝利を重ね、この組織を象徴する数え切れない瞬間を築いてきました」
「彼が築き上げた功績とレガシーを考えれば、チップ・ガナッシ・レーシングで現役生活を終えられる機会を提供することが重要だと考え、複数年契約を提示しました」
「しかし、彼は別の道を選ぶ決断をしました。その意思を尊重するとともに、今後の成功を心から願っています。スコットはこれからもチームの歴史において特別な存在であり続けます」
「我々は残るシーズンを9号車PNCチームとともに全力で戦い抜くとともに、チップ・ガナッシ・レーシングの未来への準備も進めていきます」
ディクソンは2002年シーズン途中にチームへ加入。2003年にインディカーへ転向した初年度からシリーズ王者を獲得すると、その後2008年、2013年、2015年、2018年、2020年と計6度のタイトルを獲得した。
さらに2008年にはインディアナポリス500も制覇。通算59勝のうち58勝をチップ・ガナッシ・レーシングで挙げており、24年間にわたるパートナーシップは北米モータースポーツを代表する成功例として語り継がれてきた。
2027年はアロー・マクラーレン移籍が有力
現在45歳のディクソンは、2026年シーズン第9戦終了時点でランキング10位につけている。今季最高成績はロングビーチでの3位で、22年連続優勝という自身のインディカー記録更新も懸かっている。
今週にはディクソンが2027年からアロー・マクラーレンへ移籍することで合意したと報じられており、今回の正式発表によってチップ・ガナッシ・レーシング退団は確定した。
24年間に及ぶ名門チームとの歴史に幕を下ろしたディクソンが、2027年から新天地でどのようなキャリアを歩むのか、大きな注目が集まる。
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カテゴリー: F1 / インディカー
