FBIがレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの本部に捜査官を派遣
インディアナポリス郊外にあるレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのレースショップに水曜日、FBI(連邦捜査局)の捜査官が派遣された。現段階では、この捜査の正式な理由は明らかにされていない

FBIの捜査官たちは、チーム施設に午前8時30分に到着した。水曜日の午後には、スタッフにコンピューターやその他の電子機器から離れるよう指示が出されたという複数の報告が浮上していた。

この施設は2023年シーズン前にオープンした。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは「我々は捜査当局に全面的に協力している」と声明を発表

「現在進行中の捜査であるため、現時点で共有できる情報は限られているが、できるだけ早く追加情報を提供するつもりである」

同チームは、1986年のインディ500ウィナーであり、インディカー・シリーズで3度の優勝を果たしたボビー・レイホール、著名なトークショーの司会者デビッド・レターマン、実業家のマイク・ラニガンが所有している。2020年には、佐藤琢磨が同チームでインディ500を制覇した。

オンラインでも配信している地元紙The Indy Starは、ザイオンヴィルの市長ジョン・ステア氏のコメントを紹介している。

「FBIは今朝、レイホール・レターマン・ラニガンの本社ビルに令状を執行するにあたり、我々の支援を求めてきた」

「FBI捜査官がビルに入った際、我々の警官は建物の外に待機していた」

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは2024年にグラハム・レイホール、ピエトロ・フィティパルディ、クリスチャン・ルンガーの3台のフルタイムインディカーを投入し、佐藤琢磨とユリ・ビップスが4台目のエントリーでそれぞれ1回ずつ出場した。

来季からアロー・マクラーレンに加わるルンガーは、RLLにとって今季唯一の表彰台を獲得し、ランキング11位でシーズンを終えた。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは今シーズン、ワークス仕様のBMW M ハイブリッド V8 LMDh 車でIMSAのGTPクラスに参戦しているが、まだ表彰台に上ったことはなく、コナー・デ・フィリッピ、ニック・イェローリー、マキシム・マルタンのトリオで挑んだセブリング12時間レースでの4位が最高成績である。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / インディカー