グラハム・レイホール 「F1が望んでいるはアメリカ人ドではなく米ドル」
インディカードライバーのグラハム・レイホールは、F1が望んでいるのはアメリカ人ドライバーではなく米ドルだけだと主張する。

最近、インディカードライバーのコルトン・ハータのF1スーパーライセンスを巡って多くの議論があった。レッドブルは、アメリカ人ドライバーのハータをピエール・ガスリーの後任としてアルファタウリのドライバーに起用しようとしたが、F1スーパーライセンスの免除は不可能とみて、その計画を打ち切ったとされている。

インディカーの14年間のベテランであり、家族が40年以上スポーツに携わってきたグラハム・レイホールは、F1がアメリカをどのように見ているかについて語った。

「F1は長年にわたって非常に明確にしてきた。彼らは米国のドライバーには関心がない。米ドルだけだ」とグラハル・レイホールは自分の考えを付け加えて不満を示した。

「F1はエリートスポーツだ。彼らは僕たちを望んではいない。それを覚えておかなければならない。彼らはアメリカ企業のお金を欲しがり、アメリカの裕福な個人のお金を欲しがっている。でも、それ以外のことは気にしていない。これまでも、これからもそうだ」

「そして、コルトン・ハータは権利を“獲得”していない言いたい人のためへ。あなたは全くの的外れだ。彼は他の人と同じくらい才能がある。彼は実績のあるウィナーだ。彼はトップに立ち、非常にうまくやっている。ハータの足元にも及ばないようなシートを買っただけのドライバーがF1に何年もいる。それが事実だ!」

グラハム・レイホールは、ライバルの才能を称賛することをためらうことは決してない。また、ライバルのスキルの有効性が疑問視されたときに、真っ先に声を上げた人物の1 人でもある。

また、インディカー事態の立ち位置に関する議論が生じるたびにシリーズの有効性を主張してきたことでも知られている。

グラハム・レイホールは、コルトン・ハータの才能を全面的にサポートした最初のドライバーではなく、インディカーの競争力に基づいてF1スーパーライセンスポイントの割り当てがインディカーを過小評価しているようだと他の多くの人が指摘している。

アメリカでは2023年から3つのグランプリが開催され、ラスベガスでのストリートレースが追加されるため、シリーズに参加しようとしているアメリカのチームとドライバーに特に注目が集まっている。

コルトン・ハータの現在のチームのオーナーであるマイケル・アンドレッティは、F1内の他の人たちに、彼も自分のチームを運営することを許可されるべきだと説得しようとしているが、その努力も保留されているようだ。

アンドレッティの計画は、彼がグリッドに参加するための青信号を与えられた場合、スタードライバーを国際シリーズに連れて行き、チームでレースをさせrることだった。

現状では、コルトン・ハータは少なくとも来シーズンはアンドレッティ・オートスポーツの現在のシートにとどまる可能性が高いように見え、F1に入ることができる最高のチャンスは、40ポイントのしきい値を超えるのに十分なスーパーライセンスポイントを獲得することにかかっている。

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カテゴリー: F1 / インディカー / コルトン・ハータ