インディ500とル・マン24時間レースは計画通りの開催に尽力
新型コロナウイルスの世界的な流行によって、モータースポーツ界は延期・中止を余儀なくされているが、世界3大レースに数えられるインディ500とル・マン24時間レースは予定通りに開催することに注力している。

インディ500が開催されるアメリカでは、アメリカ疾病対策予防センター(CDC)が今後8週間にわたって50人以上の集会を自粛するよう勧告がなされた。結果、インディ500伝統の“マンス・オブ・メイ”までその措置はまたがることになる。

これと受けてインディアナポリス・モータースピードウェイは声明を発表。“優先事項は5月24日にインディ500をかいさいすることだ”とのべた。

インディアナポリスは「我々は今後8週間における50人以上のイベント延期を勧めるCDCのガイダンスを認識している」と声明で述べた。

「我々の優先事項は、5月24日に予定されているようにゲインブリッジ(スポンサー)提供の104回目のインディアナポリス500を実施しながら、公衆衛生を保護することだ」

「引き続き流動的な状況であり、我々は連邦、州、地方、および公衆衛生当局と連携して絶えず監視している。我々はあらゆる不測の事態のための計画しており、COVID-19の状況が許す限り、GMRグランプリとインディ500を実行する準備ができている」

一方、6月13~14日に予定されているル・マン24時間レースについては、ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長が“どんなことが起ころうとも開催する”と語気を強めている。

「ル・マン24時間までの間、我々は状況を監視し、当局の指示に従っていく。4月15日に(延期に関する)決定を発表する」とピエール・フィヨン会長はコメント。

「だが、どんなこと起ころうととも、今年もル・マン24時間が開催されることに変わりはない」

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カテゴリー: F1 / インディカー / ル・マン24時間レース