HRT:ダブル完走ならず (F1ブラジルGP)
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ポイントを獲得できなかったものの、コンストラクターズではヴァージンを上回ったHRT。
2012年はウィリアムズのKERSを搭載することが決定しており、パフォーマンス改善に注目したい。
ダニエル・リカルド (20位)
「ペースが少し混乱していて、浮き沈みのあるレースだった。第1スティントの数周はトニオやグロックよりも速かったと思うけど、その後の数周は彼らに引き離されてしまったので、僕が速かったかどうかはわからなかった。第2スティントは再びオプションタイヤでペースは悪くなかったけど、ちょっとタイヤを粗末に扱い過ぎたと思うし、タイヤが終わってしまったのでプライムに交換するために少し早めにピットインしなければならなかった。プライムが機能しはじめるには数周かかったけど、一旦機能したらこれまでよりタイムは良くなった。その時点でダンブロジオはずっと前にいたけど、レース終盤に良いラップタイムを刻み続けられたのは僕にとってはポジティブなことだった。本当に良い6カ月だったし、シーズンの出来には満足している。常にもう少し多くを望むものだけど、現実的には本当に良かったし、多くのことを学ぶことができた。チャンスを与えてくれたHRTとレッドブルに感謝したい」
ヴィタントニオ・リウッツィ (リタイア)
「スタートでマシンにアンチストールが効いてしまい、クラッチを切ったらマシンが止まって全員に抜かれてしまった。1コーナーの進入では最下位だったけど、1周目にそれを補うことができた。予選では全てがうまくいっていたし、レース中のペースも良く、ヴァージンと良いバトルができていたので、終盤にオルタネーターが故障してリタイアしなければならなかったのは残念だ。力強い結果でシーズンを終えたかったので運が悪かった。僕たちはそれを成し遂げられたはずなので残念だ。これから僕たちは来年のために頑張っていかなければならないし、僕たちは毎レースで強く競争的である必要があるので、今後はこのような問題をリカバーして補っていかなければならない」
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