ホンダF1 マイアミGP初日 折原伸太郎「振動対策は想定どおり機能」
ホンダは、2026年F1第4戦マイアミGPの初日を通じて、振動対策と信頼性の両面で前進を確認した。約1か月の中断期間を経て投入したアップデートが、実走行の中で機能していることが明らかになった。

フリー走行1(FP1)とスプリント予選が行われた初日は、開発成果の検証という意味合いが強いセッションとなった。ホンダにとっては、開幕から課題となっていた振動問題への対応が焦点となっていた。

振動対策は想定どおり機能 ドライバーからも好感触
ホンダ F1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、この数週間の取り組みについて次のように説明した。

「レースがなかった4週間は、HRCさくらの施設で振動対策に取り組んできました。これはバッテリーに対するものだけではなく、ドライバーへの振動低減、ドライバビリティ向上を含めた対策です。」

その成果については、初日の走行で明確な手応えを得ている。

「今日のセッションでは、これらの対策が想定どおり機能していることが確認でき、この点についてドライバーからも前向きなフィードバックを得られました。我々にとってポジティブな要素であり、HRCとアストンマーティン、両者の努力の結果だと考えています。」

ホンダF1 マイアミグランプリ

PUは安定稼働 信頼性の前進を確認
パワーユニットの観点でも、初日は大きなトラブルなくセッションを終えたことが評価されている。

「FP1、スプリント予選ともに、PUの観点ではスムーズなセッションとなり、信頼性の面でも前進できたと受け止めています。」

これまで課題とされてきた信頼性については、着実な改善が見られている状況だ。

エネルギーマネジメントは継続課題
一方で、2026年レギュレーションの特徴であるエネルギーマネジメントについては、依然として最適化の途上にある。

「新レギュレーションのもとでエネルギーマネジメントの最適化も進めていますが、まだ模索を続けている段階です。スプリントレース、そして予選を通じて、さらなる改善につなげられるよう、引き続き取り組んでいきます。」

振動と信頼性という基礎部分に進展が見られた一方で、パフォーマンス面での課題は残る。マイアミのスプリントと予選は、ホンダにとって次のステップへ進めるかを測る重要なセッションとなる。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1マイアミGP