ホンダF1 田辺豊治TD 「この2年間ですべての面で向上が見られている」
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、この2年間ですべての面で向上を果たしたと自信をみせる。

2019年のレッドブル・リンクでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがホンダF1に復帰後初勝利をもたらしてから2年。先週末のF1シュタイアーマルクGPでは、フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインで圧勝。ホンダF1にとっては30年ぶりの4連勝となり、現在、レッドブル・ホンダは両方のチャンピオンシップをリードしている。

レース後の記者会見で、この2年間の進歩について田辺豊治が語った。

「2021年シーズンで5勝目、モナコGPから4連勝を実現できました」と田辺豊治は語る。

「予選でもメルセデスのルイス・ハミルトン選手にコンマ2秒という“大差”をつけてポールを獲ったマックス・フェルスタッペン選手が、最終的には2位のハミルトン選手が最後にピットに入ったこともあり、大きな差をつけてトップでゴールして優勝した」

「力強い予選、決勝が展開でき、素晴らしい優勝でした」

「今回のレースでは、2チーム4台すべてがQ3に進むなどよい形で予選までを終えることができていましたが、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー選手が残念ながら早々にリタイアとなり、レースでの力強さをみせることはできませんでした」

「レッドブルのセルジオ・ペレス選手は、ピットでのタイムロスがあり、ボッタス選手に抜かれてしまい、それが響いて4位でゴールを迎えることになりました。今のF1では前のクルマにつくとオーバーテイクすることが難しく、タイヤがオーバーヒートして抜けない傾向にあります。そのため途中で戦略を変更して臨みましたが、惜しくも0.5秒差で敗れました」

「角田裕毅選手は8位で予選を終えました、3グリッド降格ペナルティもあり、11位からのスタートでした。周囲のクルマがミディアムなのに対して、中古のソフトで臨まないといけないなかで、ソフトからハードに交換するというレースをしっかり走り切り、10位でゴールしてポイントを獲得してくれました」

「ホンダ車4台中3台が完走し、3台ともに入賞というオーストリアでの1戦目を終えることができました。来週もここでレースがあり、データをしっかりと見直して来週に臨みたいと思いま増す」

「来週は温度も変わってくるかもしれませんし、タイヤアロケーションが変わることに合わせてセットアップなども見直し、ここでの2連戦を締めくくれるように準備していきたいと思っています」

この2年間でのホンダF1について田辺豊治は「ホンダとしてはパワーユニットを進化させてきました」と語る。

「レギュレーションで使えるユニット数も決まっており、信頼性、ICE(内燃エンジン)、ERSのを合わせた出力、使い方によるパフォーマンスを追求してきました」

「他社のパワーユニットの使い方やパフォーマンスなどからいろいろなことを学んでいます。マネジメント、バックオフィス、ミルトンキーンズのメンバー、そして現場、すべての面で向上があったと思っています」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル / F1オーストリアGP / F1シュタイアーマルクGP