ホンダF1、全車がトップ10入り「PUも車体もまだまだ最適化の余地がある」と田辺豊治TD / F1アゼルバイジャンGP 金曜フリー走行
ホンダF1のテクニカルディレクターを田辺豊治が、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの金曜フリー走行を振り返った。

F1アゼルバイジャンGPがバクー市街地サーキットで開幕。初日はFP2でレッドブル・レーシング・ホンダが1-2につけ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも両ドライバーがトップ10入り。ホンダF1パワーユニット勢が好調なスタートを切った。

「今日のアゼルバイジャンGP初日は、昨日まで風が強かったせいもあり、路面が非常にダスティーな状態でスタートし、セッションが進むにつれて徐々に路面が改善されていく一日になりました」

「90度コーナー手前でブレーキングしきれず、真っすぐにエスケープロードへ飛び込むマシンなどにより、イエローフラッグがかなりの頻度で出てアタックを止めなければいけないケースが頻繁にありましたが、我々の4人のドライバーはまずまず順調に走行し、大きなトラブルなくセッションを終えました」

「また、午後のFP2では4台がトップ10に入り、いい形で週末を始めることができたと考えています」

「適正なマシンセッティングを見つけるのが難しいサーキットですので、ライバルもここからまだまだ改善を重ねていくと思っています。我々のPUも車体もまだまだ最適化の余地があります。本日のデータを解析して明日の予選と日曜のレースに向けてセットアップを進めます」

2021年 F1アゼルバイジャンGP FP2 結果 速報・タイム
1.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) - 1分42秒115
2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) - 1分42秒216
3.カルロス・サインツ(フェラーリ) - 1分42秒243
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分42秒436
5.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) - 1分42秒534
6.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) - 1分42秒693
7.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) - 1分42秒941
8.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分43秒018
9.エステバン・オコン(アルピーヌ) - 1分43秒020
10.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) - 1分43秒130
11.ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分43秒156
12.キミ・ライコネン(アルファロメオ) - 1分43秒220
13.ダニエル・リカルド(マクラーレン) - 1分43秒298
14.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 1分43秒812
15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) - 1分43秒881
16.バルテリ・ボッタス(メルセデス) - 1分44秒184
17.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) - 1分44秒557
18.ニキータ・マゼピン(ハース) - 1分45秒563
19.ミック・シューマッハ(ハース) - 1分46秒095
20.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) - 1分46秒983


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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1アゼルバイジャンGP