ホンダF1、第2戦以降でよりアグレッシブなF1エンジンの使用を検討
先週末のF1バーレーンGPでの予選では、レッドブル・ホンダがメルセデスよりも明らかにペースアドバンテージを持っていたが、レースでは2つのチーム差はほとんどなかった。
戦線の変化は、メルセデスが積極的な戦略を使用して、ルイス・ハミルトンがマックスフェルスタッペンをアンダーカットしたことで、勝利を収めるための扉を開いけた。
F1バーレーンGPの週末を振り返り、ホンダF1は、注意深く調査していく1つの側面として、バーレーンGPでのパワーデプロイメントに関してもっとアグレッシブに行けたかどうかを挙げた。
F1チームは予選とレースの両方で同じエンジンモードを使用する必要があるが、エネルギーのデプロイメント戦略など、多くの要因を変化させ、週末全体でパワーユニットをどれだけ積極的に走らせるかを選択する余地がある。
ホンダF1のテクニカルディレクターである田辺豊治は、バーレーンでのアプローチが最善であったかどうか、そして、これから別のことをする必要があるかどうかを検討していくと語る。
「今回のデータを見直して検討しまていきます」と田辺豊治は語った。
「今回のレースでパワーユニットがどれだけ消耗したかを確認し、今後は各サーキットの特性に合わせて使用していきたいと思っています」
「この使用法が最適であったかどうかを確認する予定だ。基本的には問題なく使えると思いますが、今後しっかり使うためにどうしたらいいか考えていきたいと思います」
開幕戦で勝利を逃したレッドブルのフラストレーションは明らかであり、ホンダF1もその気持ちを共有していると田辺豊治は語った。
「残念な結果でした」と田辺豊治は語った。
「しかし、マックスは今年の最初のレースで勝利を競うことができました、そして、私はそのようなパフォーマンスを見れたのはポジティブななことだと思います。今シーズンの最初のレースとしては良いレースだったと思います」
「我々はできることをしました。チームの戦略も最適だったと思います。しかし、結果が出ていなかったということは、まだまだ足りないということだと思います。『100％満足していますか？』と聞かれたら 『ノー』と言わざるを得ません」
しかし、田辺豊治は今年のレッドブルとメルセデスの競争状況が2020年とは異なるものになるのことは間違いないと語る。
「昨年、我々ははすべてがうまくいったときにだけ勝つことができました」と田辺豊治はかある。
「メルセデスとの差という点では、今年はより良いポジションにいると思います」
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