ホンダF1は予選モード禁止の最大の犠牲者?
ホンダF1は、皮肉なことにレッドブルが推し進めた予選モード禁止、正確には予選と決勝で単一のICEモードを使用するというルール変更の最大の犠牲者になってしまった可能性がある。

F1ロシアGPでルイス・ハミルトンのペナルティの恩恵もあってマックス・フェルスタッペンが2位表彰台を獲得したレッドブル・ホンダだが、優勝したメルセデスのバルテリ・ボッタスに挑むことはできなかった。

クリスチャン・ホーナーは、以前からソチ・オートドロームはレッドブルのF1マシンとは相性が良くないと語っていたが、レース中、ピットウォールはマックス・フェルスタッペンがリーダーからストレートで1周あたり0.6秒を失っていると警告していた。

ホンダのF1エンジンがメルセデスと同等のパワーをラップ全体で達成できていなかったことは明らかだ。

クリスチャン・ホーナーは、ブレーキングゾーンの少ないソチ・オートドロームでMGU-Kから充電する機会が少なかったことでストレートで160馬力を使い果す“クリッピング”が発生していたと説明している。

しかし、問題は他の場所にあったとイタリアメディアは伝えている。

報道によると、ホンダはターボパワーを緩めなければならず、それによりMGU-Hはターボのブースト圧から充電できる量が少なくなっているという。

それはレース中にエンジンモードを1つにポジションに維持する必要があるため、エンジンとターボのポジションを調整できないことが原因だとしている。

結果的にメルセデスの優位性を抑えるためにレッドブルが推進してきたエンジンモードのルール変更は、予選でメルセデスのスピードを失うこともなく、逆にレースでレッドブルにスピード低下をもたらす結果になっている。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング