F1:ホンダF1を含むファクトリー閉鎖期間を最大9週間に延長
F1は、新型コロナウイルスの世界的流行の長期化を受け、ファクトリーのシャットダウン期間をさらに延長。F1チームは9週間、エンジンサメーカーは7週間に延長することで合意されたと Auto Motor und Sport が報じた。。

F1チームは、新型コロナウイルスの危機に対処するために通常の8月のシャットダウン期間を3~4月に前倒しし、まずは期間を2週間から3週間、そして、4月にはそれを5週間に延長することに合意していた。

また、これまではファクトリーの閉鎖はF1にエンジンサプライヤーとして参加しているホンダには適用されていなかったが、ホンダ、メルセデスHPP、ルノーとフェラーリのエンジン部門もシャットダウンを義務化するようレギュレーションが変更された。


F1関係者は4月23日(木)にファクトリー閉鎖期間を延長することに合意。F1チームは35日から63日に延期され、6月まで2か月以上ファクトリーを閉鎖することになる。また、エンジンメーカーは35日から49日まで延長される。

ただし、今回は例外が設けられた。50日間の操業停止の後、空力に影響を及ぼさないな場合に限り、最大10人の従業員が長いリードタイムのプロジェクトに取り組むことができる。F1チームは、自分の名前、職務の説明、および対応するプロジェクトをFIAに登録する必要がある。

同じことがエンジンメーカーにも当てはまる。夏休みが始まってから36日後、10人の従業員が長期的な開発に取り組むことができる。申請は10日前にFIAに提出する必要がある。

現時点で2020年のF1世界選手権は最初の9戦が延期・中止となっているが、第10戦フランスGPの延期は避けられないと考えられている。その場合、F1は7月までレースが開催されないことになる。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1