ロス・ブラウン 「ホンダのF1エンジンは大幅に改善された」
F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、ホンダF1は2019年に大きな進歩を果たしており、2020年にレッドブル・ホンダはメルセデスの6年間にわたる優位性をストップさせる真の脅威になると考えている。

マクラーレンとのパートナーシップでは競争力を発揮できなかったホンダのF1エンジンだったが、レッドブルに供給を開始した2019年はようやくF1復帰後初勝利を挙げ、3勝と3回の予選ベストタイムを記録。シーズン後半はメルセデスとフェラーリと実力で勝利を争った。

ロス・ブラウンは、2020年にレッドブル・ホンダがチャンピオンシップ争いに絡んでくると予想する。

「ホンダは過去12~18か月で大きな進歩を果たした」とロス・ブラウンは Gazzetta dello Sport にコメント。

「エンジンは大幅に改善されており、2020年もその道を継続することができれば、レッドブルを倒すのは本当に難しいと思う」

「昨年、フェラーリは浮き沈みがあったが、それでもいくつか素晴らしいレースをしていた。マクラーレンも大きく改善したが、彼らは2020年にトップ3チームを苦しめるほど十分に強くはないと思う」

「将来、マクラーレンがF1でそれを変えてくれることを期待している。現在、トップ3チームは残りのフィールドから離れすぎているし、我々はその差を縮めたいと考えている。スポーツの基本原則であるテクノロジーと開発に関してはまだ十分な自由があり、我々はそれを実現しなければならない」

一方で、ロス・ブラウンはウィリアムズの状況を懸念している。

「ウィリアムズについては非常に心配している」とロス・ブラウンは語る。

「ウィリアムズは数年にわたって非常に苦労してきたが、このようなシーズンを続けるわけにはいかない。スポンサーやドライバーを失うリスクがあるからね」

「賞金の新しい分配が彼らに役立つことを願っている。ウィリアムズはF1の歴史の一部だからね」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング