F1 ホンダF1 メキシコGP
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1メキシコGPでのトロロッソ・ホンダの予選を振り返った。

メキシコ特有の高地という環境では、旧スペックのの方がセッティング面で確実性が高い判断して“スペック2”のパワーユニットを搭載しているトロロッソ・ホンダは、予選Q1でブレンドン・ハートレーが10番手、ピエール・ガスリーが13番手でそれぞれQ2に進出。

Q2ではブレンドン・ハートレーがまずは中古のハイパーソフトでアタックを開始するもノックアウトゾーンを抜け出せない。そして、新品のハイパーソフトで2回目のアタックに挑むもタイムを更新することができず14番手で予選を終了。

パワーユニットとギアボックス交換で最後尾スタートが決まっているピエール・ガスリーはQ2でタイム計測を行わず15番手で予選を終えた。

「今日の午後のプラクティスは、ウエットからドライに変わるコンディションでの走行となりましたが、マシンに対してはまずまずの手ごたえを得られました。実際に予選では2台が揃ってQ2進出を果たすことができました」と田辺豊治はコメント。

「ただ、ハートレー選手が最後のアタックでタイムを向上することができず、14位でQ2を終えたことは残念でした。また、ガスリー選手についてはPUとギアボックスのペナルティにより最後尾スタートが決まっていたため、Q2でのアタックを行いませんでした」

「明日のレースでは不安定な天候が予想されており、あらゆることが起こりうると思いますので、臨機応変に状況に対応し、確実にレースを戦いたいと思います」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1メキシコGP