F1 ホンダF1 本田技研工業 2018年のF1世界選手権 トロロッソ
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1バルセロナ合同テスト最終日とこれまでの4日間を振り返った。

テスト最終日はウエットでスタート。午前中はインターミディエイトタイヤが中心での走行だったが、昼頃から気温は上がり、コンディションはドライへと変わった。

テストを担当したピエール・ガスリーはロングランも含めトータル147周を周回。大きなアクシデントやトラブルもなく、テスト前半の最終日を締めくった。

トロロッソ・ホンダは4日間合計で全チーム最多となる324周を走行。ピエール・ガスリーがこの日走行した147周はホンダがF1に復帰して以降、1日での最多の周回数となる。

ホンダF1の田辺豊治は「朝方までの雨により、ウエットコンディションで始まったテスト4日目ですが、徐々に状況が改善し、昼ごろからドライ走行が可能になりました。これまでよりも気温が上昇し、4日目にしてようやくテストに適したコンディションで走行することができたという印象です」とコメント。

「ガスリー選手の堅実な走りもあり、4日間で最多の合計147周を走行し、チームにとってはとても生産的な一日になりました。ドライコンディションでのパワーユニット機能確認とセッティングの熟成に加え、ロングランを行い、レースに向けて有用なデータを得ることもできました」

「今日でテスト1が終了となりますが、4日間、予定していたスケジュールをトラブルフリーでほぼ消化できたことに満足しています。また、レッドブル・トロロッソ・ホンダにとって大切な最初のテストを、いいかたちで終えることができました」

「この後は休む間もなく来週のテスト2に向けた準備を始めますが、万全の体制で臨みたいと考えています」

テスト後半は、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、今回と同じスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行われる。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / トロロッソ