ホンダF1 ブラジルグランプリ
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1ブラジルGPの決勝を振り返った。

マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが7位入賞。ストフェル・バンドーンはオープニングラップでの接触事故によりリタイアでレースを終えた。

「今日はフェルナンドが実力の拮抗するライバルとすばらしいバトルを繰り広げ、メキシコに続いてポイントを獲得してくれました」と長谷川祐介はコメント。

「6番グリッドからスタートしたフェルナンドは高い気温の中でもうまくタイヤをマネジメントし、いいペースで走行を続け、8位という結果を獲得しました。終始ペースはよかっただけに、前を走るマッサ選手を最後までオーバーテイクできなかったことは残念したが、背後に迫ったペレスからポジションを守った走りはすばらしかったです」

「ストフェルについてはスタート直後の混乱に巻き込まれてしまい、早々にリタイアをせざるを得なかったことは非常に残念に思います」

「全体としてはグランプリを通して、パッケージとしての速さを見せられていた週末でしたし、2ポイントを獲得してチーム全員のハードワークが報われました」

「ブラジルGPを終え、いよいよ今シーズンも残すところあと1戦になりました。次戦は今の我々の力を最大限に出しきり、いいかたちでマクラーレン・ホンダとしての最終戦を飾れればと思っています」

エリック・ブーリエは「今日のフェルナンドのパフォーマンスを見て、彼が今もどれだけ負けん気の強いドライバーなのかを改めて思い知らされた。戦略担当者から“マッサにアタックを仕掛けていい”と言われた途端、アロンソは常に攻め続け、まるで予選のように各ラップを走行し、ラップごとに差を詰めていった」

「今日のフェルナンドのパフォーマンスを見て、彼が今もどれだけ負けん気の強いドライバーなのかを改めて思い知らされた。戦略担当者から“マッサにアタックを仕掛けていい”と言われた途端、アロンソは常に攻め続け、まるで予選のように各ラップを走行し、ラップごとに差を詰めていった」

「一方、ストフェルは非常に不運だった。すばらしいスタートを切り、ポジションを上げていたにもかかわらず、その後、2コーナーの出口でマグヌッセンに横から接触された。無意味な衝突だったし、ストフェルは完全に被害者だった。それでも、アクシデントに巻き込まれるまでは堅実な週末を楽しんでいたし、2週間後にアブダビで開催される今季最終戦では、また力強い走りをみせてくれるだろう」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1ブラジルGP