ホンダ F1
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ドライバーのエンジンサイクルに合わせてモナコからカナダまでに次の仕様のF1パワーユニットを投入することを計画していることを明らかにした。

各ドライバーは、シーズンにつき5基のエンジンしか使用できず、パワーユニットは4〜5戦を走ることになる。

ホンダは、アップグレードを投入するためにマクラーレンのドライバーの変更スケジュールを利用する意向だ。

フェルナンド・アロンソは、開幕戦オーストラリアGPの台クラッシュによって第2戦で2基目の内燃エンジンを搭載しており、そのパワーユニットは4戦を走破している。

ジェンソン・バトンは、バーレーンでの故障により、中国で2基目を投入しており、そのユニットは3戦を戦っている。

ホンダは、開発に取り組んでおり、現在のエンジンのサイクルが尽きていくる今後2レースのうちのひとつでそれらのいくつか導入するという決断する準備はできている。

「我々は開発を続けています。来週でさえもアップデートのいくつかを導入することは可能です」と長谷川祐介は AutoSport にコメント。

「しかし、小さなアップデートのためにトークを浪費したくはないので、時期を決める必要があります」

「モナコもしくはカナダで(サイクルの一部として)新しいエンジンを導入しますし、そのタイミングで何かを投入しなければなりません。ですが、今はまだ決めてはいません」

ホンダは、今シーズンまで残りの14トークンを使っていないが、長谷川祐介はそれでもゲインはあったと語る。

「我々は開幕戦からここまで同じスペックを使っていますが、全てのレスで異なるセッティングを試すことで同じエンジンからパワーを引き出しています」

「ソチから、そしてスペインで、我々はレース中に大部分のフルパワーのセッティングを導入することにトライしています」

「通常、我々は予選だけでそのパワーを使おうとしますが、我々にはもっとパワーが必要なので、レースでもそのモードを導入しましたし、問題はありませんでした。それはとても励みになりました」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム