ホンダ
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久が、F1中国GPへむけた展望を語った。

新井康久 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「マレーシアでは、パワーユニットの進化について確かな手ごたえを感じていましたが、ERSやターボに不具合が出てしまい、2台ともレースを完走することができず、残念な結果になってしまいました。これらのトラブルがエンジンに影響を及ぼさなかったのが幸いです」

「上海インターナショナル・サーキットは、セパンとは気候がらりと変わり、平均予想気温は18℃前後で、今週末も含めこの時期は雨がぱらつくことが多いです。気候や気温の面ではパワーユニットにやさしいものの、アクセル全開が続く2つの長いストレートに、低速コーナーが加わる特徴的なサーキットは、平均時速も高く、パワーユニットへの負担が大きなコースとなっています。今週は中国、来週は燃費が厳しい砂漠のバーレーンと、2015年では初めてとなる2週連続のレースとなり、チームは休む間なく準備を進めています。パワーユニットのデータ精度を高め、エネルギーマネージメントと信頼性のバランスを図りつつ、ライバルチームと競い合えるようにがんばります」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム / F1中国GP