ホンダ F1 ブラジルGP 予選
ホンダは、F1ブラジルGPの予選で、ルーベンス・バリチェロが15番手、ジェンソン・バトンが17番手だった。

午後にはほぼ快晴となり、気温22度、路面温度38度というコンディションで、予選が始まった。1回目のアタックから積極的にソフト側のオプションタイヤで出て行たホンダ勢。

第1セッション終了間際。バリチェロは途中で最後のアタックを切り上げたが、14番手で第2セッションへと進む。しかしバトンは、第1セッション通過となる15番手のタイムに0.12秒及ばず、17番手に終わった。

第2セッションでのバリチェロは、ライバルたちがタイムを大きく縮める中、第1セッションで自身が出したタイムを更新できず、15番手に終わった。

ルーベンス・バリチェロ (15位)
「ここインテルラゴスで予選Q2に進めて、とてもうれしい。Q1の2回目のアタックは完ぺきで、オプションタイヤ(ソフト側)もとてもよく機能していた。Q2では残念ながら同じくらいのグリップを得ることができず、アンダーステアに苦しんだ。改善させようとタイヤ圧を微調整したが、これ以上良くすることはできなかった。アンダーステアがなければ、14番手か、もしくは13番手にも入ることができたと思うが、僕らはマシンのパフォーマンスを限界まで引き出していた。」

ジェンソン•バトン (17位)
「午前のプラクティスから、マシンは確実に進歩していて、フロントのグリップが増していた。しかし、2回目のアタック中に4コーナーでミスをしてしまい、タイムに響いたのが残念だ。最後のアタックの前に、フロントエンドのグリップを良くするためにタイヤ圧の調整をし、スピードが上がったものの、それでも十分ではなかった。それから、僕のクルマはインラップ中にトラックサイドで止まってしまった。」

スティーブ・クラーク レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア
「もちろん、2戦連続でルーベンスがQ2に進んだことには、我々は非常に満足している。実際、彼は今現在のマシンパフォーマンスを最大限に引き出していて、彼自身の言葉を借りれば、ファンタスティックなラップだった。ジェンソンについては、今回は非常にタイム差の小さいセッションであり、それを乗り切るだけのバランスが欠けていた。Q2に進んだとき、トラックコンディションも改善していたが、ルーベンスにはオプションタイヤが1セットしか残っていない中で、バランスを回復させることができなかった。明日のレースでは、天候が極めて重要なカギを握るだろう。予報はさまざまだが、雨が降るのは確実のようだ。我々のグリッドポジションから言えば、雨やそれが引き起こす混乱も歓迎だ。そういった状況ではドライバーの腕に委ねられる部分が多いが、我々のドライバーは2人ともウエットが得意だ。」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1ブラジルGP