ルイス・ハミルトン F1バーレーンGP予選「僕が仕事ができていないだけ」

ルイス・ハミルトンは、Q3でトラックリミットにより最初のラップが削除され、2回目の走行ではレッドブルの角田裕毅のすぐ前に位置するだけの結果に終わった。チームメイトのシャルル・ルクレールは、SF-25のパフォーマンスを最大限に引き出し、グランプリで3位の予選結果を残した。
7度のワールドチャンピオンに輝いたハミルトンは、予選でチームメイトのシャルル・ルクレールにペースで及ばず、0.6秒近い差をつけられた。また、この予選結果は、1年前にメルセデスで同じポジションからスタートしたハミルトンにとって、今シーズン最悪の予選パフォーマンスとなった。
「ポジティブな面としては、僕のマシンは明らかに僕が運転しているものよりもずっと良いし、シャルル(ルクレール)は今日、素晴らしい仕事をした。だから、仕事をこなせなかったチームには本当に申し訳ない」とハミルトンはセッション後に語った。
Sky Sports F1のインタビューでハミルトンは、最終ラップの直後に『ごめんな』と無線で伝えたのは、土曜日のパフォーマンスの悪さについてだったと説明した。中国スプリントでポールポジションと優勝を果たした際のペースを再現できずに苦戦している。
「自分のパフォーマンス、自分のパフォーマンスの悪さについてだ。理由はなく、ただ仕事ができていないだけだ」とハミルトンは語った。

ハミルトン:バーレーンでのレース週末は「楽しくなかった」
ルイス・ハミルトンにとってフェラーリでのスタートは困難を極め、これまでの唯一のハイライトはスクーデリアでの初勝利となった中国GPスプリントレースでの優勝だった。
彼は、アルバート・パークでのトリッキーなウェザーコンディションの中、10位でフィニッシュし、上海ではコース上での6位でフィニッシュした。レース後の失格は不意打ちだった。次の日本GPでは7位でフィニッシュし、バーレーンでの予選に臨んだ。
しかし、土曜日のパフォーマンスは、フェラーリでのこれまでの道のりの中で最も低調だったようだ。予選後に落ち込んだフィーリングだったかと尋ねられた際、「間違いなく楽しくはない」とハミルトンは答えた。
ルクレールがジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリのシルバーアローの2人組を追い抜いたことで、ハミルトンは日曜日のレースの目標を尋ねられた。
「できればトップ5だ」とハミルトンは付け加えた。「トップ5に入れるよう頑張るよ」
フェラーリドライバーにとって、間違いなく忘れたいQ3となったが、グランプリでは常にポジションをゲインするチャンスがある。
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