ルイス・ハミルトン フェラーリF1移籍は「直感による完全に思い切った決断」
ルイス・ハミルトンは、スクーデリア・フェラーリと契約するという決断は「直感」による「完全なる思い切った決断」だったと語った。

7度の世界チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンは、昨年2月にライバルのフェラーリへの大々的な移籍を果たすためにメルセデスを離れると発表して昨年2月、F1界に衝撃を与えた。

2021年にマックス・フェルスタッペンにタイトルを奪われ物議を醸して以来、わずか2勝しか挙げられていないルイス・ハミルトンは、フェラーリと複数年契約を結び、スクーデリア・フェラーリでシャルル・ルクレールと共にデビューシーズンに向けて準備を進めている。

LinkedInの「Get Hired」ニュースレターのインタビューで、この40歳のルイス・ハミルトンは移籍の理由について新たな見解を述べた。

「結局のところ、あらゆる新たな機会は完全なる信念に基づく飛躍だ」とルイス・ハミルトンは説明した。

「誰も未来を予測することはできない。だから、転職、あるいは僕の場合チームを変えることは、常にある程度のリスクを伴う」

「でも、自分が心地よい場所に留まり、満足してしまうことのほうがリスクが高いと僕は考えている」

「本能か直感か、だがフェラーリと契約することが自分にとって正しい選択であり、必要な挑戦を与えてくれると分かっていた」

「チームには素晴らしい人材がたくさんいるので、一緒に働くのが待ちきれない。一緒に素晴らしい成果を達成できると確信している」

ルイス・ハミルトンは、F1で18年間過ごした後も、常に向上を目指し続けることが彼のモチベーションになっていると説明した。

「僕はF1の各シーズンを新たな章のように捉えている」とルイス・ハミルトンは付け加えた。

「レースやトロフィー、チャンピオンシップで優勝した年でさえ、次のシーズンに何も保証されていないことは分かっていた」

「僕のアプローチは、毎日一生懸命に努力して、マシンに戻ったときに前のシーズンと同じかそれ以上の成績を収めることだ」

「その考え方と、規模の大小を問わず継続的に進歩し続けることが、僕がこれまで考えていた以上の成果を達成する原動力となった」

ルイス・ハミルトンの父アンソニーは、息子がフェラーリでの初シーズンに向けて「猛烈にトレーニングした」ことを明かした。

ルイス・ハミルトンはフェラーリでの仕事の初週を楽しんでおり、水曜日にフィオラノのテストトラックでフェラリの2023年型F1マシンのハンドルを握り、トラックデビューを果たした。

スクーデリア・フェラーリ ルイス・ハミルトン

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / スクーデリア・フェラーリ